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2024/10/04

Louis Vuitton|ヴィトンバッグ内袋べた付き交換修理

みなさんこんにちは!

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

日々の修理事例をご紹介しています。

 

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 目次 

1.今回ご依頼の修理事例

2.ブランドバッグの内袋べた付き修理について:原因と解決方法

3.内袋がべたつく原因

4.べた付き問題を修理する理由

5.修理方法

6.全国の修理店を探す際のポイント

7.自宅でできるメンテナンス方法

8.まとめ

9.革製品でお困りなら、、

 

今回ご依頼の修理事例

今回の修理事例のご紹介は…

ルイヴィトンバッグの内側べた付きによる内袋交換修理のご依頼です!

バッグ内側のべた付きは定番のトラブルになり当店でも修理ご依頼が多いトラブルになります。

今回はヴィトンのバッグですが、ブランド関係なく内側に合成皮革が使われているタイプのバッグは長く使っているとべたついたりボロボロ剥がれてしまい、使いたくても使えなくなってしまいます。

そして、バッグ本体の外側などはまだまだ綺麗で使える感じで内側だけがダメになってしまっているというたちが悪いトラブルですね。

外側がキレイならさすがにそう簡単には捨てるのももったいないですね。実際使えないけどもったいないからそのまましまい込んでいたというお客様も多いです。

それではどのような状態になっているのかまずは修理前の画像をご覧ください。

 

ルイヴィトンバッグ内袋交換修理前画像

今回ご依頼いただきましたバッグはヴィトンでも定番のバッグですね。セットでついているポーチもあります。

画像でも分かるように内側の生地が剥がれていたり生地表面が浮いていたりします。そして、一番の問題がこれを触るとべたべたで白いのが手に付いてしまうのです。これでは中に物を入れると大変なことになってしまうのは簡単に想像できてしまいますね…

しかし、外側は目立つ劣化もなく非常にキレイなバッグなのでもったいないですよね。

それでは修理するとどうなったのか修理完了後の画像をご覧ください。

 

ルイヴィトンバッグ内袋交換修理完了後画

いかがでしょうか!

バッグ内側がべた付いて使いたくても使えなかったバッグを内袋生地まるまる新しい生地に張り替えたことでまた気もよく使えるようになりまだまだ使えるモノになりなりました!もちろんポーチの方も張り替えしてます。

交換した生地は合皮ではなく布シャンタン地になります。

合皮で張替えた場合長く使っていると保管状態等の影響でまた同じ状態になる可能性あるので当店では通常シャンタン地に張り替えています。布生地にする事で同じようなトラブルになる事はありませんので安心して長く使っていただけます。

しばらく使っていなかったバッグ今回のようにべた付いて使えなくなってお困りの方も意外に多いのではないでしょうか?

お困りの方はお気軽にご連絡くださいね!

 

その他Louis Vuitton修理事例はこちらをクリック!

 

 

 

ブランドバッグの内袋べた付き修理について:原因と解決方法

ブランドバッグを長く使っていると、内袋がべたべたすることがあります。この「べた付き」は、使っていると少しずつ進行してしまうトラブルで、特にブランドバッグを大切に使っている方にとっては大きな悩みです。

今回は、ブランドバッグの内袋がなぜべたついてしまうのか、その原因と修理方法について、さらに分かりやすく説明します。高価なバッグを長持ちさせたい方に必見の内容です。

そもそも「べた付き」って何?

「べた付き」というのは、バッグの中の内袋が劣化して、触るとベタベタする状態を指します。これが起こると、バッグの中に入れている物にべたついたものが付いてしまうこともあり、バッグの使い勝手が悪くなってしまいます。

この現象は、特にビニールや合成皮革などの素材で起こりやすいです。高級ブランドバッグでも使われているこれらの素材が、経年劣化することで、ベタベタしてしまうのです。

 

内袋がべたつく原因

では、なぜ内袋がべたついてしまうのでしょうか?これにはいくつかの原因があります。

1. 加水分解(かすいぶんかい)

加水分解とは、水分(湿気)によって素材が分解される現象のことです。特に、合成皮革(フェイクレザー)やビニールは水分を吸収しやすく、湿気が多い環境で保管していると、素材が分解されてベタベタになってしまいます。

加水分解は、素材自体が経年劣化してしまうことが原因です。日本のように湿度が高い国では、この現象が特に起こりやすいです。

加水分解のポイント

  • 湿気の多い場所に保管すると進行が早まる
  • 気温が高い環境も加水分解を促進する
  • 修理が遅れると、バッグ全体の損傷につながることもある

2. 温度や湿度の影響

高温や湿度の影響も、内袋がべたつく原因です。特に、バッグを車の中や、直射日光が当たる場所に長時間置いておくと、素材が変質してベタベタしやすくなります。

3. 化粧品や香水の影響

バッグの中に入れている化粧品や香水が内袋に漏れてしまったり、付着することでもべた付きが発生します。特に油分を含むリップやクリーム、香水が素材に触れると、内袋の素材が溶けてしまうことがあります。

4. 使用状況による摩耗

内袋が日々の使用で摩耗することも原因の一つです。使えば使うほど、素材が摩耗し、経年劣化でべたつきやすくなります。

 

べた付き問題を修理する理由

べた付き問題を放置すると、バッグ全体にダメージが広がることがあります。特に加水分解は進行性があり、べた付きが発生した時点で早めに対処しないと、修理できなくなる可能性があります。

修理するメリット

  1. バッグの寿命を延ばせる
     高価なブランドバッグは、手入れ次第で何年も使い続けることができます。べた付き修理をすることで、バッグの寿命を大幅に延ばすことができます。

  2. 見た目も美しく保てる
     内袋のべた付きが解消されると、バッグを開けたときの見た目も美しくなります。修理された内袋は新品のように見えるため、高級感を保つことができます。

  3. バッグの価値を守れる
     ブランドバッグは中古市場でも価値が高いです。べた付きがなく、状態が良いバッグは、中古でも高額で売れる可能性があります。修理をすることで、バッグの資産価値も守れます。

 

修理方法

べた付きが発生したバッグの修理は、専門の修理店に依頼するのが一番です。以下は、一般的な修理の流れです。

1. 問い合わせと見積もり

まず、修理店に問い合わせて、バッグの状態を伝えます。写真を送ると、修理にかかる費用や時間の見積もりをもらうことができます。

2. 修理内容の確認

べた付きが発生している部分の素材を確認し、必要に応じて内袋の交換や、べた付き部分のクリーニングを行います。修理店によっては、部分的に修復する方法もあります。

3. 内袋の交換

劣化が進んでいる場合、内袋の素材を新しいものに交換することが多いです。この際、オリジナルに近い素材を選ぶことで、バッグ本来のデザインや使い勝手を損なわないように修理が進められます。

4. 仕上がりの確認とアフターケア

修理が完了したら、仕上がりを確認して受け取ります。修理後は、今後のメンテナンス方法や保管方法についてもアドバイスを受けることができます。

 

全国の修理店を探す際のポイント

ブランドバッグの修理は信頼できるお店に任せることが大切です。以下のポイントを押さえて修理店を選びましょう。

1. 口コミと評判を確認

修理店の口コミや評判をチェックして、他のお客様の満足度を確認しましょう。実際に修理を依頼した人の声が、修理店選びの参考になります。

2. 修理実績のあるお店を選ぶ

ブランドバッグの修理には技術と経験が必要です。過去に多くの修理実績があるお店を選ぶことで、安心して修理を任せることができます。

3. 費用と修理期間の確認

修理にかかる費用や期間も事前に確認しておきましょう。特に高級ブランドバッグの修理は費用がかかることがありますが、その分、確実な修理が期待できます。

 

 

 

自宅でできるメンテナンス方法

内袋のべた付きは予防することも可能です。以下の簡単なメンテナンス方法を実践して、バッグを長持ちさせましょう。

1. 直射日光を避ける

バッグを保管する際、直射日光が当たる場所は避けましょう。日光によって素材が劣化し、べたつきやすくなります。

2. 風通しの良い場所で保管する

湿気の多い場所は加水分解を引き起こす原因になります。バッグは風通しの良い場所で保管し、湿気を防ぎましょう。

3. 長期間使用しない場合でも定期的に確認する

長く使わないバッグも、定期的に確認し、素材の状態をチェックしましょう。たまに風通しの良い場所に置いて、湿気を飛ばすことが大切です。

 

 

まとめ

ブランドバッグの内袋べた付きは、加水分解や湿気、温度の影響で発生します。放置するとバッグ全体が劣化してしまうため、早めに修理を依頼することが大切です。

修理店を選ぶ際には、評判や実績、修理にかかる費用や保証内容をしっかり確認しましょう。また、日常的なメンテナンスを行うことで、内袋のべた付き予防が可能です。大切なブランドバッグを長く使うためにも

 

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