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2025/09/23

Paul Sumith|ポールスミス バッグ持ち手コバ剥がれ補修

みなさんこんにちは!

革研究所滋賀東近江店の桑原です!

日々の修理事例をご紹介しています。

 

今回の修理事例

今回ご相談いただ来ました商品は、、、

ポールスミスバッグの持ち手コバ剥がれによる補修のご依頼です!

革製品における「コバ」は革の断面にコーティングしている部分になり、革のフチからの劣化やほつれなどを防ぐために施工している部分で以外にも重要な部分となります。

バッグや財布など革が合わさって少し厚みが出ている部分はほとんどの場合コバのコーティングが施されていて、特にバッグなどでは持ち手部分に使われていることが多いです。

そして、持ち手は使う時には常に手で触れて、握っているのでコバ部分にもそれなりの負荷がかかっているのでひび割れや剥がれが起こりやすい状態になります。

それではお預かりしたポールスミスのバッグ、どのような状態なのかまずは修理前の画像をご覧ください。

 

ポールスミスバッグ修理前画像

バッグ自体はまだまだキレイな状態なのですが、、、

持ち手のコバ部分はかなり酷く剥がれてきてしまっていますね。

剥がれているのを手で軽く引っ張ると簡単に剥がれていっていまいます。

この状態になってしまうと見た目は悪くなるのはもちろんなのですが、手で握った時の感触も違和感がでてきます。そして、コーティングが剥がれたことにより、革のフチから糸がほつれたり、革が劣化してきたりしますのでそのままの状態で使うのはあまりおすすめできません。

このようになってしまってお困りの方以外にも多いのではないでしょうか⁈

それではこちらのポールスミスのバッグ修理するとどうなったのか修理完了後の画像をご覧ください。

 

ポールスミスバッグ修理完了後画像

いかがでしょうか⁈

コバコーティングが剥がれてしまっていた持ち手部分もコーティング再施工したことによりキレイに蘇らすことができました。

また、革の断面の保護にもなるので安心して長く使っていただけるようになったと思います。

コバのコーティング再施工はコバ液を塗るだけの簡単な作業に見えますが、実は思っているよりも時間のかかる作業になります。

作業工程を簡単に説明すると、、、

まず、元の剥がれたり劣化しているコーティングを剥がしていきます。

そして、劣化して荒れた断面を研磨して整えます。

次にコバ液を塗布して完成となるのですが、

コバ液を塗布する工程は、薄く塗って乾かしという工程を何回も繰り替えしさらに、その合間に研磨等も入れ表面を整えていくので思っているよりも時間がかかる修理になります。

コバ液を何回も繰り返しぬる理由としては強度を確保するためで、一回で厚塗りで仕上げてしまうとまた簡単に剥がれてくることもあるので時間はかかりますが塗る工程を何回も時間をかけて施工しています。

 

今回のようにバッグのコバ部分が剥がれてお困りの方お気軽にご連絡くださいね!

 

その他ポールスミス修理事例はこちらをクリック!

 

 

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