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2026/02/23

Ferragamo ≀ フェラガモバッグカラーチェンジ オフホワイト⇒グレージュ

みなさんこんにちは!

革研究所滋賀東近江店の桑原です!

日々の修理事例をご紹介しています。

 

 目次 

1.今回の修理事例

2.カラーチェンジ before・after

3.カラーチェンジは単なる「塗装」ではない。「革の再構築」である。

4.【色の法則】「成功する色」と「断る勇気」の境界線

5.カラーチェンジのメリット・デメリット

6.「4層の魔法」施工プロセス

7.【解決と約束】よくある質問と、「一生もの」にするためのアフターケア

8.革製品でお困りなら、、

 

今回の修理事例

今回ご相談いただ来ました商品は、、、

フェラガモのショルダーバッグの染み汚れによるカラーチェンジのご依頼です!

「しばらくしまい込んでいたらカビが生えてた」「液体をこぼして染みになってしまった」「高価なバッグを買ったけれど、色が派手すぎて出番がない」 「角が擦れて色が剥げてしまい、持つのが恥ずかしくなった」 「親から譲り受けたけれど、今の時代には少し古い色味かも…」

そんな悩みを抱えた時、多くの人は「買い替え」を検討します。しかし、当店では買換えとは別の方法を提案します。その方法は…

「カラーチェンジ(色替え)」という選択肢が、あなたのお気に入りのバッグも別物へ生まれ変わります。

 

それでは今回お預かりしたフェラガモのバッグどのような状態なのかまずは修理前の画像をご覧ください。

 

カラーチェンジ before・after

フェラガモバッグ修理前画像

今回お預かりしたバッグです。現状の状態を簡単にまとめますと。

・色はオフホワイト

・全体的にカビによる染み汚れがある

・染み汚れ以外は目立つ傷や劣化はない

しばらく使っていなくてしまい込んでいたらバッグ全体にカビが発生してしまいこのような状態になってしまったという事でご相談いただきました。

今回バッグの色がオフホワイト色で染み汚れが付くとかなり目立ってしまっている状態でした。

画像でも分かるようにカビが生えてしまった跡が黒っぽい斑点となって残ってしまい、画像で見るよりも実物はさらに目立っています。

染み汚れはどれだけクリーニングや除菌をしても革の繊維に汚れが沈着している為、その汚れは取り除く事ができません。

このような状態の場合の修理方法は染め直しをし、染み汚れを隠す方法となります。

それではこちらのフェラガモのバッグ修理するとどうなったのか修理完了後の画像をご覧ください。

 

フェラガモバッグ修理完了後画像

いかがでしょうか!

カラーチェンジしたことで染み汚れはキレイになくなったのはもちろん、色も変わり雰囲気も別モノに生まれ変わりました。

 

今回のような染み汚れの場合は主に2パターンの修理方法をご提案しています。

  • 元に近い同色に染め直し:オリジナルに近い色合いに仕上げる事ができます。染み汚れが元の色よりも濃い場合、その汚れが浮かび上がる場合があります。
  • カラーチェンジ:色を替える事で雰囲気を変えられます。元の色よりも濃い色ならばどんな色でも可能。好きな色にする事ができるので自分だけのオリジナル感を出せる。

この2パターンをご提案しています。

今回の場合はオフホワイト色に黒っぽい染み汚れだったので同色で染め直しをするとその汚れが浮かび上がってくる恐れがあるので今回は染み汚れに近い色、またはそれよりも濃い色でご提案させていただきました。

色は当店にご来店の場合、カラーサンプル帳がありますのでその中から選んでいただき

オフホワイト⇒グレージュ

へカラーチェンジをしました。

カラーチェンジしたことで同じバッグでも雰囲気を変える事ができ、自分だけのオリジナルになります。

お気に入りのバッグがそのまま使えて新品よりも費用もかなり抑えられますのでオススメの修理方法です!

 

このような状態でお困りの方はお気軽にご連絡くださいね!

 

その他カラーチェンジ施工事例はこちらをクリック!

 

 

カラーチェンジは単なる「塗装」ではない。「革の再構築」である。

「カラーチェンジって、上からペンキを塗るようなものでしょ?」 お客様からよく聞かれる言葉ですが、答えは「NO」です。プロが行うカラーチェンジは、革の組織と新しい色彩を融合させる「再構築」の作業です。

なぜブランドバッグにカラーチェンジが必要なのか

ブランドバッグ(シャネル、エルメス、ヴィトン、グッチなど)に使用されている革は、世界最高峰の品質です。しかし、どんなに良い革でも「色」は紫外線や摩擦、湿気で劣化します。そして、不意なトラブルで染み汚れや変色する事もあります。

カラーチェンジの真の目的は、単に色を変えることではなく、「劣化した表面を保護し、今のあなたのライフスタイルに最適化すること」にあります。

「染め直し」と「カラーチェンジ」の違い

  • 染め直し: 元の色と同じ色で補修。傷を隠し、新品の時の輝きを取り戻します。

  • カラーチェンジ: 全く別の色へ。バッグの印象を180度変え、ファッションの幅を広げます。

当店は、独自の「多層コーティング技術」を用いることで、革本来のしなやかさを維持しながら、強固な発色を実現しています。

 

 

【色の法則】「成功する色」と「断る勇気」の境界線

「何色でも好きな色にできますか?」という問いに対し、私たちはプロとして誠実に答えます。「できること」と「すべきでないこと」が明確にあります。

 

失敗しない色の選び方:基本は「濃い色」へのシフト

カラーチェンジの鉄則は、「元の色よりも濃い色、暗い色を選ぶこと」です。

  • 最強の選択「ブラック」: 最も美しく仕上がり、傷や汚れを完全にリセットできます。

  • 気品溢れる「ダークネイビー・エトープ」: 黒ほど重くなく、高級感を維持したまま印象を変えられます。

 

色選びのポイント:濃い色への変更が基本

カラーチェンジの基本原則は「元の色よりも濃い色にすること」です。

  • 白 → 黒:可能(美しく仕上がります)

  • ベージュ → ブラウン:可能

  • 赤 → 黒:可能

  • 黒 → 白:非常に難しい(または不可)

なぜなら、黒の上に白を塗ろうとすると、塗膜を非常に厚くしなければならず、革本来の柔らかさや質感が失われてしまうからです。基本的には「今より暗く、濃く」することで、最も美しく自然な仕上がりになります。

カラーチェンジは基本的には調色し色を作るのでどのような色でも対応可能です。

元の色が薄い色程色の選択肢は増えます。逆に元の色が濃い色程色の選択肢が少なくなります。

 

カラーチェンジが「できない」場合とその理由

  1. 薄い色への変更(黒→白など): 元の色が濃いと時間が経って安定してくると元の色が浮かび上がってくる場合があります。また、濃い色の上に薄い色を乗せるには、塗膜を極端に厚くする必要があります。これは革の質感を損ない、将来的なひび割れの原因になるため、当店では推奨しません。

  2. 特殊素材(スエード・ヌバック): 毛足のある素材は、色止めがしっかりできなく、色移りする可能性があり、色ムラなども起こりやすいため当店ではご対応しておりません。

  3. 合成皮革: 当店で使用している溶剤、塗料は革専用であるため、革と比べるとどうしても密着度が低くなり、剥がれてくる可能性があります。

  4. 布・ナイロン・キャンバス地: 私たちは「革」の専門店です。布部分への着色は、色ムラや色落ちのリスクが高いため、当店ではご対応しておりません。
  5. 劣化が極端に激しいもの: 触るとポロポロと革が剥がれ落ちるような状態は、着色よりも先に構造的な修理が必要、あるいは修理不可となる場合があります。

「断る」のは、お客様のバッグを大切に想っているからこそ。私たちは「無理に塗って、すぐダメになる施工」は一切いたしません。

 

 

カラーチェンジのメリット・デメリット

高級バッグを愛する皆様に、営業マンの視点から「損をしないための判断基準」をお伝えします。

カラーチェンジの絶大なメリット

  • コストパフォーマンスの最大化: 50万円のバッグを買い替える代わりに、数分の一の費用で「新品同様の別のバッグ」が手に入ります。

  • 世界に一つだけのカスタム: ブランドにはない、自分だけのオリジナルカラーを楽しむことができます。色はサンプル帳からお好きな色を選べます。
  • サステナビリティの体現: 良いものを長く使う。これは現代において最も洗練されたステータスです。

  • シミ・汚れの完全抹消: クリーニングでは絶対に落ちないワインのシミやインク跡も、カラーチェンジなら「なかったこと」にできます。

 

知っておくべきデメリットと対策

  • 正規店修理の制限: ブランドの正規店以外で手を加えると、以降の正規店メンテナンスが受けられなくなる場合があります。しかし、私たち「革研究所」がその後のメンテナンスを一生引き受ける覚悟で施工しています。

  • リセールバリューの変動: 「将来売るかもしれない」バッグには不向きです。しかし、「自分が一生使い続けたい」バッグなら、これ以上の選択はありません。

  • 元の色には戻せない: 一度別の色に塗り替えると、元の状態に戻すことは不可能です。
  • 質感がわずかに変わる: 上から塗装、コーティングを施すため、元の革の「素肌感」が、わずかに「しっかりした質感」に変わることがあります。※最大限、元の風合いに近づける努力は惜しみません!

 

 

「4層の魔法」施工プロセス

滋賀東近江店の工房では、一つのバッグに数時間~数十時間をかけます。その圧倒的なクオリティを支える工程を簡単に説明します。

  1. 究極のクリーニング(素肌に戻す): 専用の溶剤を用い、長年の汚れ、皮脂、古いクリームを細胞レベルで除去します。ここで妥協すると色が剥がれます。

  2. 傷の補修(土台を作る): 擦れた角やひび割れを、独自の補修剤(下地施工)で平滑に整えます。

  3. 精密カラーリング(魂を吹き込む): 0.1g単位で色を調合。スプレーガンでミクロン単位の薄い層を何度も重ねます。一気に塗らないのが、革の質感を守る秘訣です。

  4. 最高級トップコート(未来を守る): 防汚、抗菌、撥水、そして耐摩耗性を高めるコーティング。ツヤ加減もお客様の好みに合わせて調整します。

日本の湿潤な気候と職人の繊細な感覚が、機械では出せない「しっとりとした手触り」を完成させます。

 

 

【解決と約束】よくある質問と、「一生もの」にするためのアフターケア

最後に、お客様からよくいただく不安にお答えし、私たちとの約束を記します。

FAQ:よくあるご質問

  • Q: 色落ちはしませんか? A: 私たちが使用するのは、自動車の革シートなどにも使われる高耐久の塗料です。日常生活で服に色移りすることはまずありません。

  • Q: 納期はどれくらい? A: 通常1ヶ月ほどいただいています。状況により時間それよりも時間がかかる場合あります。「急いで適当に」ではなく「時間をかけて完璧に」が私たちのモットーです。

  • Q: どんなブランドでも大丈夫? A: エルメス、シャネル、ヴィトンといったハイブランドから、ノーブランドの思い入れのある品まで、革製品であればすべて対応します。

  • Q. ブランドロゴが消えてしまいませんか?  A: 刻印などの凹凸があるロゴは、上から色を乗せても形は残ります。ただ、金箔や銀箔でプリントされているだけのロゴは、作業工程で消えてしまうことがあります。その場合は、事前に必ずご説明させていただきます。
  • Q. 滋賀県以外からも依頼できますか?  A. もちろんです!全国から郵送での受付を行っております。公式LINEで事前見積もりを行い、ご納得いただいてから発送していただく流れですので、安心です。

 

当店はただの修理屋ではありません。あなたの思い出が詰まったバッグに、「もう一度、街へ出かけたくなる魔法」をかけるパートナーです。

滋賀県東近江市の小さな工房ですが、技術と情熱は世界一を自負しています。「これ、直るかな?」と思ったら、諦める前に一度、お気軽に公式LINEから写真を送ってください。あなたのバッグの「第2の人生」を、一緒に考えましょう!

 

 

革製品でお困りなら、、

お気に入りの革製品、修理は高いかもと諦めておられる方是非ご予算をお聞かせください。
ご予算内で出来る補修方法もご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください!
その他、傷、汚れ、擦れなどの状態などから様々な修理方法やメンテナンス方法もご提案させていただきます。

 

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シャネル、エルメス、ルイヴィトン、グッチ、ボッテガヴェネタの鞄、財布等の高級ブランド品修理実績多数ありますので安心してお任せください!

バッグ、財布以外にも革小物、ジャケット、コートからソファー、椅子まで革製品であれば何でも修理します。

 

ソファー、椅子はリペアから張り替え、部分的な補修までお客様のご要望にあわせて最適な修理プランをご提案します!

本革はもちろん、合皮レザー、ファブリック等素材問わずソファー、椅子の修理承っております。

 

色はげ、退色、色移り、擦れ傷、ひび割れの補修はもちろん、

革の破損、切れによる持ち手やショルダーベルト、付け根の革交換、

ファスナー、ホック、内袋、内張り交換まで革製品のお困りごとなんでもご相談くださいね!

スニーカー、ブーツの傷や色剝げの補修、修復オールソール交換等も対応可能してます。

 

全国宅配便対応、お見積り無料!
お問い合わせは電話、メール、LINEからお願いします。
メール、LINEの場合画像を送っていただければお手軽にお見積りできます。
ご来店時は必ずご予約が必要です(出張見積もり、納品等で外出している場合があります)。

修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案させていただきます。

 

 

革製品の修理、染め直しは革研究所滋賀東近江店まで!

住所:滋賀県東近江市南菩提寺町683

MAIL: info-shiga-h@kawa-kenkyujyo.net
TEL:0749-20-7519

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自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

滋賀東近江店の桑原です。
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代表者 桑原 徳全
所在地 滋賀県東近江市南菩提寺町683
※ご来店は完全予約制の為事前に必ずご連絡下さい。
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当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

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