革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

今回はの事例は

BMWのリヤファブリックシート染み汚れによるクリーニングのご依頼です！

 

それではまずクリーニング前の画像をご覧ください。

画像をご覧の通り布シート座面が染み汚れの影響で生地の表面が白っぽくなってしまっています。

そしてこの白っぽい汚れは実はカビっぽい感じなのです。

 

シートが黒なので汚れが付いても比較的分かりにくく薄い色のシートよりあまり気にせず使えますよね。

今回ご依頼いただいた車はしばらく動かしていなかったようで以前シートに付いていてた汚れから室内の湿気等の影響によりカビが発生したものと思われます。

 

カビが生えてしまうと生地の繊維の中まで根がはっているので表面だけ拭き取ってもまたカビが発生してしまいます。

その為表面だけのクリーニングではあまり効果がありません。

 

それでは早速クリーニング完了後の画像をご覧ください。

 

BMWシートクリーニング完了後の画像です！

いかがでしょうか！

汚れとカビがあったシートもキレイになりまた気持ちよく使っていただけるようになりました。

 

前述にも説明した通り表面のクリーニングだけでは見た目だけで意味はありません。

生地の中にはカビの原因となる汚れがある限り環境によってはまたカビが発生してしまいます。

その為その原因となる汚れを取り除かないといけないのです。

 

当店での布シートクリーニングは

専用の洗剤をまず塗布しある程度なじませて生地の中の汚れを浮き出させてます。

そしてその後リンサー（水を出しながら掃除機のように水分を吸い込む）といった機械で洗剤をすすぎながら汚れを取り除いていきます。

市販品でも最近はリンサーは販売されていますが業務用の吸引力の強力な機器を使いますので洗剤により浮き出た汚れを生地の中から汚れを念入りに取り除いていきます。

この時の廃液は思っているよりも真っ黒な汚れが出てきます。

その汚れがなくなり廃液がキレイになるまで何度も繰り返していきます。

そうする事で生地の中に沈着した汚れもきれいにそして清潔な状態になります。

 

今回はカビが発生し汚れが分かりやすかったですが汚れが目立ちにくいシートの場合以外にも汚れが染みついています。また、汚れが目立ちやすいシートで黒ずんだりしてしまっていても今回のようなクリーニングでキレイになり愛車でのドライブもより快適になると思いますので気になる方はお気軽にご連絡くださいね！

 

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