革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

今回の修理事例は

本革ソファーの全体の汚れ、ひび割れ等劣化のクリーニング、補修、染め直し修理のご依頼です！

 

それではまず修理前の画像をご覧ください。

長年使っておられるソファーで全体的に汚れや傷、ひび割れが出来てきたのでキレイにして欲しいとのご依頼いただきました。

画像を見ても分かるように特に座面がやはり気になりますね、

もう少しアップの画像では、、

傷みが分かりますよね。

座面はやはりソファーの中でも特に負荷がかかる部分なのでどうしても背もたれ部分と比べると劣化は進みやすいです。

現状は全体の黒ずみ汚れもですが革表面の乾燥、ひび割れが発生しています。

そして、背もたれのクッションの方は、、

座面ほどではないですが、座った時に頭や首など肌が触れる上部部分はやはりひび割れ等が起こっていますね。

そして裏側を見てみると、全体的に色褪せしているのも分かると思います。

元の色合いはもう少し濃い色合いのからし色です。

色の違いがはっきり分かれているのを見ると部屋の照明などでも色が褪せてきてしまうのが分かりますね。

日光よりはましですが、長く使っていると避けては通れないので仕方ない面はあると思います。

 

クリーニングで汚れを落とすと、

補修をする為にはまず汚れをとる必要があります。

汚れをはじめにとっておかないと次の工程からの下地や塗装工程に影響が出て、仕上がりにも影響が出てきて来るのでここではしっかりと汚れを落とします。

汚れを落とすとこうなります。。

これは真ん中ステッチより右がクリーニング済み、左がクリーニング前に状態になります。

比べるとかなり汚れが染みついているのが分かると思います。

色合いもかなり褪せているのがさらに分かるようになりましたね。。

 

そして、もっと分かりやすくなってくるのが、、、

劣化の目立つ部分のクリーニング済みの画像になります。

この画像で汚れが落ちてないのでは⁇

と思われる方もおられると思います。

実はこれで汚れはほぼ取り除かれている状態になります。

ではこの汚れのような黒い部分は何なのか気になりますよね。

黒い汚れに見える正体は革の劣化部分、傷や擦れ、ひび割れ部分になります。

クリーニングし、汚れを取り除く事で今まで汚れで隠れていた傷やひび割れなどの劣化部分が今度は逆に浮かび上がってきている状態になってくるのです。

こうなってしまうとどれだけ革が傷んでいるのが分かりやすいですよね。。

 

定期的にクリーニングなどされている方はこの状態になるまでにもっと軽度な劣化状態で気づくのですがほとんどノーメンテナンスの場合はクリーニングするとこのように劣化が浮かび上がってしまうのでクリーニングする事で初めて思っていたよりも酷い状況に気づくのです。

革製品にはメンテナンスが重要となってくるので定期的なメンテナンスをしているかしていないかでかなり寿命も変わってくるのでメンテナンスをしていない方は市販品のメンテナンスキットでいいのでクリーニング、保湿メンテナンスをオススメします。

また、メンテナンスの分からない方は当店にお電話いただけれは無料にてアドバイス等していますのでお気軽にご連絡ください！

 

クリーニングが完了したのでここからは下地施工、再塗装、色止めコーティング、オイル仕上げまで進めていきます。

 

それでは修理完了後の画僧をご覧ください。

 

本革ソファー全体クリーニング、補修、染め直し修理完了後の画像です！

いかがでしょうか！

黒ずんだ汚れや擦れ傷、ひび割れもキレイになり、色褪せてしまっていた色合いも元に近い色合いへ復元できました。

これでまた気持ちよく使っていただけるようになったと思います。

 

今回ご依頼いただいたソファーは座面部分が特に傷んでいるのが目立ちひび割れ等もクリーニング後に広範囲に浮かび上がってきたので一見酷いように見えますが表面の浅い部分までの劣化で革の強度もまだ十分だと判断できたので補修ができました。

しかし、ひび割れ部分などはあくまで修理、修復で現状回復となりますので新品同様にはなりませんのでご理解くださいね。

どんな素材でも劣化や傷がついてしまうと新品と同じにはならないように本革製品も同様になります。

 

修理後のアップの画像を見みると、、、

ひび割れやシワの出来たいた部分は多少補修跡がどうしてものこってきます。

しかし、今回の場合は思っているよりも軽度な劣化でしたのでよく見ると補修跡が残っているかなという程度で仕上がっています。

ひび割れや小傷、擦れ傷部分は丁寧に時間をかけて革専用の溶剤で補修し劣化を食い止めていますのでそのままの状態で使っているよりも革の劣化進行も防げるのでご安心ください。

 

傷みがあまりなかった背もたれクッションの方は、、、

こちらはひび割れや擦れ傷も部分的にしかなく座面側よりも傷みがさらに少なかったので補修跡はほぼなく、色合いもキレイに蘇っています。

色合いに関しては日焼けして退色していない部分に色を合わせ調色した塗料を塗装していますので完全一致までとはいかないですが元に近い色合いに復元できています。

 

このように劣化がほどんどなく、色剝げや変色、退色、小傷程度なら新品同様とまでにはいかないですがそれに近い状態にまで復元する事ができます。

逆に劣化状態が酷くなるにつれ、仕上げにも影響が出てくるので補修跡や質感の変化等も出てくる場合もあります。状態があまりにも酷い場合は破れていなくても革の強度が保証されない場合はこのような補修、修復修理は不可とさせていただいております。もし、かわの強度がない状態で補修したとしてもすぐに破れてしまう可能性もあるからです。

「少し色が剥げてきたな」

「ちょっと小傷があるかな」

程度で補修、修復のご相談をいただくとよりキレイな状態へ復元する事ができます。

 

もし、破れてしまっている状態になっても張り替えも当店で承っておりますのでご安心ください！

張り替えも通常では張り替えた部分だけ色が変わってしまうので見た目が悪くなってしまったり、総張替えになってしまい高額な費用が必要となってくるのですが、当店では部分的な張り替えで染め直し、色補正で部分張替えした部分も色を合わせ違和感なく仕上げる事も出来るのです。

最小限の張り替えで最小限の費用でキレイに蘇らすこともできます。

これは張り替えのみしている通常の業者さんにはなかなかできない事で、修理の修復の出来る技術がある当店だからこそ出来る方法となってきます。

このように修理方法のご提案も幅広くご案内できるのでお客様のご要望、ご予算に合わせた最適な修理方法をご提案できると思いますので気になる方、お困りの方はお気軽にご連絡ください！

 

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革製品でお困りなら、、

お気に入りの革製品、傷、ひび割れ、破れなど状態で様々な修理方法やメンテナンス方法をご提案させていただきます。
また、革製品の修理は高そうだから諦めておられる方是非一度ご予算もお聞かせください。
ご予算内で出来る修理方法をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください！

 

布製ソファー、チェア、椅子、自動車シートのクリーニングも出来ます！

ポルトローナフラウ、カッシーナ、カリモク、アクタスなど高級ブランドソファー修理実績も豊富にありますので安心してお任せ下さい。

 

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ご来店時は必ずご予約が必要です（出張見積もり、納品等で外出している場合があります）

修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案します。

 

革製品の修理、染め直しは革研究所滋賀東近江店まで！

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