革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

日々の修理事例をご紹介しています。

 

目次　 1.今回の革製品修理事例のご紹介は… 2.ルイヴィトンバッグ修理前画像 3.ルイヴィトンバッグ修理完了後画像 4.革製品でお困りなら、、

 

今回の革製品修理事例のご紹介は…

ルイヴィトンバッグの持ち手革交換のご依頼です！

今回ご依頼いただきましたバッグはLouis Vuittonのバッグになります。

ヴィトンと言えばほとんどの方が知っているとても有名ブランドになり、ブランド品を初めて購入しようと考えた時必ずと言っていいほどヴィトンはその選択肢に上がってくるブランドで持っている方も多いと思います。

ブランド品はまず財布からという方が多いと思います。バッグになるとやはりそれなりに高額になってくるので購入のハードルは少し上がってしまいます。特に近年の物価上昇の影響もありそう簡単に変える価格でなくなってきていますね。。。

そんな高額な物になるので傷や汚れが付いてきたら気になりますよね、できればキレイな状態で使いたいのですが使っているとやはり劣化や傷、汚れは防ぐことはできないです。

今回のバッグは革部分に汚れが付着した状態でご相談いただきました。

それではどのような状態になっているのかまずは修理前の画像をご覧ください。

 

ルイヴィトンバッグ修理前画像

モノグラムのバッグになります。

ヴィトンの定番の人気の素材のバッグです。モノグラムの生地は革ではなく合成樹脂素材で傷や汚れなど付きにくく非常に丈夫な生地なので革のようマメにメンテナンスをしなくても長く使える優秀な素材になります。

今回のバッグも本体のモノグラムの部分はキレイな状態で特に問題ありません。しかし、革が使われている持ち手やベルト付け根の革の状態はというと、、、

画像をご覧の通り黒ずみや染み、付着物が付いています。また、持ち手の手でよく持つところは劣化してきて少しひび割れが出てきてしまっています。

モノグラムのバッグに使われている革はほとんどの場合ヌメ革の生成り色の革が使われています。

ヌメ革生成り色の場合は革の素材感が剥き出しになっていて着色などしていない革を鞣し手仕上げたそのままの状態の革になります。革の素材が剥き出しになっているので元の素材に傷や染みがついているとそれがそのまま残ってしまうので使われている革もそのようなことがない上質な革が使われています。

また、ヌメ革の場合経年変化による色合い、風合いが変わってくるという特徴もあります。しかし、経年変化を楽しむ一方汚れには弱く、汚れが付きやすく水分が付着すると染み汚れがついてしまいますので取り扱いも少し手間のかかる革にはなります。そうなるとヌメ革の場合は染み汚れを取り除く事は難しい素材になります。

染み汚れが付いた場合、ヌメ革の修理方法としては顔料系の塗料で塗装し汚れを隠すか革の交換になります。

顔料仕上げは修理費用は抑えられますがヌメ革特有の経年変化が損なわれてしまうといったデメリットもあります。

今回のバッグはひび割れも少し始まっていることもあり革の交換となりました。

それでは修理するとどうなったのか修理完了後の画像をご覧ください。

 

ルイヴィトンバッグ修理完了後画像

いかがでしょうか！

新しい革に交換したことで革に付いていた汚れや付着物もなくなり新品同様に蘇らすことができました！

今回は革の交換でご対応させていただきましたがお客様のご予算やご要望に合わせて修理方法もご提案させていただきますのでお困りの方はお気軽にご連絡くださいね！

 

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