みなさんこんにちは！
革研究所滋賀東近江店の桑原です。
日々の修理事例をご紹介しています。
今回ご依頼の修理事例
今回修理ご依頼いただいた商品はアルフレックスのAソファーの張り替え修理のご依頼です！
アルフレックスは家具ブランドでも高級品を取りそろえているブランドですね。
その中でもAソファーは人気が高いソファーになります。
今回ご依頼いただきましたソファーは布張りのソファーで全体的に汚れやヘタリが出てきたので張り替えとほしいとご依頼いただきました。また、お客様からのご要望で本革に張り替えとほしいとのご要望で本革に張り替えしました。
それでは修理前どのような状態になっているのかまずは修理前の画像をご覧ください。
アルフレックスソファー修理前画像
１人掛け用のソファーとオットマンのセットになります。
布張りで長く使っておられるソファーなので全体的な汚れや色褪せがでてきています。
色褪せや汚れが出てくるとソファーもくたびれて見えてきますよね。やはりキレイな状態で使っているほうが気持ちいいですね。
また、クッションに関しても画像では分かりにくいですがヘタってきています。特に背と肘のクッションは羽毛のクッションとなっており本来のふんわりした感じがなくなってきて座ってもたれるとペッタンコになる感じでした。
長く使っているとどんなソファーでも劣化は進んでくるので仕方ないですね…
それでは張り替え修理するとどうなったのが修理完了後の画像をご覧ください。
アルフレックスソファー修理完了後画像
いかがでしょうか！
元は布張りの使い込まれたソファーだったのですが、本革に張り替えたことで新品同様に蘇らすことができました！
また、張り替えた生地も本革にしたことで布張りのカジュアルな感じから一気に高級感が出ましたね。
そしてヘタっていたクッションに関しては中の羽毛を新品に入れ替えています。
クッションは新品になったことでクッション性も上がっています。また、クッション性も少ししっかりめにしてほしいとご要望のため羽毛の量を多めにしたことで通常よりしっかりしていてヘタリも少なくなります。
張り替え修理の場合はソファー分解が必要となってきます。
分解ついでに内部のクッションや構造物の修理を同時にする事で座り心地も改善されキレイになるだけでなく使い心地も快適になります。
張り替えた生地は今回は本革で張り替えましたが生地は本革の他に合皮、布生地より選んでいただけます。
張り替え修理の醍醐味として、カタログ内の豊富な種類の中から色合い、風合い、質感のお好きな素材が選べ、インテリアの雰囲気を自分好みに替える事もでき新品時やメーカーで選べない生地もお好きに選べます。
ソファーや椅子は本体側はがしっかりしていれば使い慣れた愛着のある家具も修理する事でキレイに蘇らすことができ、さらに自分好みの素材も選ぶことができるので今までよりも愛着が出てくると思います。
アルフレックスソファー修理徹底解説
～ソファーや椅子を長く使うための全ガイド～
高級家具ブランド「アルフレックス」のソファーや椅子は、上質な素材とデザイン性の高さで多くの家庭やオフィスに愛されています。しかし、長年の使用で汚れや傷、劣化が生じることは避けられません。そんな時、修理や張り替えを行うことで、お気に入りの家具を新品同様に蘇らせることができます。
当店ではアルフレックスの他にカリモクやカッシーナ、ナツッジ等の国内、海外の高級ブランド家具も修理実績多数あり職人が一点一点丁寧に修理施工します。
アルフレックスソファーを含むソファーや椅子の修理や張り替えについて、具体的な手順や選べる素材、注意点を含めて徹底解説します。
ソファー・椅子の張り替えとは？
張り替えの意味と目的
ソファーや椅子の張り替えとは、表面の素材（革や布など）を新しいものに交換する修理方法です。汚れや傷、破れが目立つようになった場合や、インテリアに合わせてデザインを変えたい時に行われます。張り替えることで見た目が一新されるだけでなく、家具そのものの寿命も延ばすことが可能です。
張り替え作業の流れ
- 事前診断：家具全体の状態を確認し、張り替えの必要性を評価します。特に、フレームやクッション部分の劣化具合もチェックします。
- 素材選び：張り替える際の素材を選びます。高級感のある本革や、多彩な色と柄が選べる布地など、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。ご予算やご要望を踏まえ適切な修理プランをご提案します。
- 古い素材の取り外し：分解し破れや汚れた生地を丁寧に取り除きます。
- 生地の縫製、リペア：張り替え部の生地の型取り、裁断、縫製、リペアをします。
- 内部修理作業：フレームの補強やクッション交換を必要に応じて行います。
- 組付け：新しい生地を元通りに組付け、張り替えます。
- 仕上げと納品：完成した家具を最終チェックし、お客様にお届けします。
張り替えで選べる素材の種類
ソファーや椅子の張り替えでは、以下の素材から選ぶことができます。それぞれの特徴を理解して、自分のライフスタイルや好みに合った素材を選びましょう。
当店ではすべて国内メーカーのしっかりとした生地をご提案しており、海外製ｎ安価な素材と比べると耐久性もありますので安心して長く使っていただけます。また、生地の種類もカタログの豊富な種類の中からお好きな素材、色合い質感、風合いを選んでいただき自分好みにする事ができ、既製品のにはない家具に雰囲気を変える事ができます。
本革
本革は高級感と耐久性に優れ、特にアルフレックスソファーのような高級家具に適しています。使い込むほどに風合いが増し、長く愛用できる素材です。ただし、お手入れが必要な点を考慮しましょう。
費用は高額になりますが、傷や擦れや色褪せ等が発生してもリペアする事ができるので定期的にメンテナスする事で一生物になります。
合成皮革（合皮）
合皮は本革に比べて安価で、水や汚れに強いのが特徴です。ただし、耐久性では本革に劣り、経年劣化によるひび割れが起きる可能性があります。
メンテナス性がよく汚れが付いても簡単に拭き取る事でキレイになります。最近では抗菌や防汚処理した素材もあります。一昔と比べると耐久性もありますが、海外製の安価な素材が使われている家具はわずか数年でひび割れや剥がれが生じる事が多いです。
当店では国内メーカーのしっかりした素材をご提案しており安心して長く使っていただけます。
ファブリック（布地）
布地は、通気性が良く、豊富なカラーやデザインが魅力です。インテリアに合わせやすく、季節を問わず快適に使用できます。シミや汚れが目立ちやすい点には注意が必要です。
最近では撥水加工がされている素材やペット等の爪のひっかき傷等にも強い素材もあります。
張り替えと同時におすすめの修理
張り替えの際には、表面素材の交換だけでなく、以下の修理を同時に行うことで、家具の機能性や快適性をさらに向上させることができます。
クッションの中身交換
座り心地に直接影響するクッション部分。ウレタンフォームや羽毛、ポリエステル綿など、用途や予算に応じた素材に交換することで、新品同様の快適さを取り戻せます。
フレーム補強
フレーム部分が傷んでいると、家具の寿命が短くなるだけでなく、安全面でも問題が生じます。木製や金属製フレームの補強を行うことで、耐久性が向上します。
ベルト修理
底ベルトが弱っていると、座った際の安定感が損なわれ沈み込みます。ウレタン交換をしてもこの部分がヘタっていると座り心地も改善できない事が多いです。張り替えと一緒にベルトを調整または交換することで、しっかりとした座り心地が復活します。また、ベルトの張り方で座りこごちをしっかりめにしたりお客様の好みに調整する事もできます。
革ソファーは張り替えずにリペアできる？
革ソファーの魅力は、張り替えせずに色褪せや擦れ傷はリペアで綺麗にに蘇らせることができる点です。
リペアは分解せずにそのままの状態で補修、修復修理するので張り替え修理と比べると費用も大きく抑える事ができます。
以下のようなリペア技術を用いて、費用を抑えながら美観を保つことが可能です。
傷や色褪せの修復
革の表面にできた小さな傷や色褪せを、革専用の塗料や補修材を使って目立たなくします。
傷やひび割れは職人が丁寧に補修し革の劣化をくいとめます。
色合いも変色や退色していなところに色を合わせ塗料を調色するので元の状態に近い色合いに復元する事ができます。
また、今までと違う色合いにするカラーチェンジも可能になります。※元の色よりも濃い色に限る
コーティングによる保護
革ソファーの表面に専用のコーティングを施すことで、汚れや劣化を防ぎます。これにより、リペア後の状態を長持ちさせることができます。
リペアの注意点
革の劣化が酷くなると（深い傷、酷いひび割れ等）補修跡が残ってしまう場合があります。
劣化が酷く革の強度が保証されない場合はリペアでの修理施工は不可となりその場合は張り替え修理となり費用も高くなってきます。
張り替えの場合でも破れている部分のみ張替えでその他の部分はリペアという当店ならではのハイブリッドな修理方法も可能で出来るだけ費用を抑えたプランもご提案します。
合皮や布ソファーの修理で注意する点
合皮や布地は革とは異なり、リペアによる補修が難しい素材です。そのため、以下の点を考慮した修理計画が必要です。
合皮の場合
合皮の経年劣化による剥がれやひび割れは、張り替えが最適な解決策です。見た目を新しく保ちつつ、コストを抑えたい場合は、合皮素材を再選択すると良いでしょう。近年では風合いや質感の種類も豊富にあり、また、抗菌処理等している素材もあり、メンテナス性も簡易で取り扱いやすいです。
布地の場合
布地はシミや汚れが目立ちやすく、破れた部分の補修は難しいことが多いです。しかし、多少の皮脂汚れや染み汚れはファブリッククリーニングでキレイにすることが可能です。当店でもソファーのファブリッククリーニングご対応しております。
ほつれや生地の擦れで劣化してきている場合はリペア等が不可なので全面的な張り替えを検討することをおすすめします。
よくある質問とその回答
Q1. 張り替えはどれくらい時間がかかる？
張り替え作業には、ソファーの状態や選ぶ素材によりますが、一般的に約1カ月程度かかります。生地の在庫状況や繫忙期などは状況により多少納期が遅れる場合があります
Q2. 修理費用の目安は？
費用は素材や修理内容によって異なります。革研究所滋賀東近江店では、予算に応じた最適なプランをご提案していますので、まずは無料相談をお試しください。
Q3. 部分的な修理は可能ですか？
はい、可能です。特に革ソファーの場合、部分リペアで見違えるように綺麗にすることができます。
革が破れてしまった場合でも、例えば座面だけ張り替えその他の部分は張り替えすリペアする事ができ、ハイブリッドな修理方法で総張替えよりも費用を抑える事ができます。通常の張り替え修理店ではできない革のリペアができる当店だからこその方法になります。
革研究所滋賀東近江店が選ばれる理由
革研究所滋賀東近江店は、アルフレックスソファーをはじめとしたカリモク、カッシーナ、ポルトローナフラウ、ナツッジ等高級家具の修理実績が豊富です。
- 熟練の職人技：一点一点丁寧に修理を行います。
- 独自の塗料溶剤：高品質な仕上がりを実現。
- 柔軟な対応：お客様のご要望に応じて最適な修理方法を提案します。
大切な家具を長く使い続けるために
ソファーや椅子は、生活空間の中で大きな役割を果たします。特にアルフレックスのような高級家具は、適切なメンテナンスや修理を行うことで、その価値を維持しながら長く使い続けることが可能です。革研究所滋賀東近江店では、あなたの家具を最高の状態に蘇らせるお手伝いをしています。お気軽にお問い合わせください！
革製品でお困りなら、、
お気に入りの革製品、修理は高いかもと諦めておられる方是非ご予算をお聞かせください。
ご予算内で出来る補修方法もご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください！
その他、傷、汚れ、擦れなどの状態などから様々な修理方法やメンテナンス方法もご提案させていただきます。
シャネル、エルメス、ルイヴィトン、グッチ、ボッテガヴェネタの鞄、財布等の高級ブランド品修理実績多数ありますので安心してお任せください！
バッグ、財布以外にも革小物、ジャケット、コートからソファー、椅子まで革製品であれば何でも修理します。
ソファー、椅子はリペアから張り替え、部分的な補修までお客様のご要望にあわせて最適な修理プランをご提案します！
本革はもちろん、合皮レザー、ファブリック等素材問わずソファー、椅子の修理承っております。
色はげ、退色、色移り、擦れ傷、ひび割れの補修はもちろん、
革の破損、切れによる持ち手やショルダーベルト、付け根の革交換、
ファスナー、ホック、内袋、内張り交換まで革製品のお困りごとなんでもご相談くださいね！
スニーカー、ブーツの傷や色剝げの補修、修復オールソール交換等も対応可能してます。
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修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案させていただきます。
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