革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です！

日々の修理事例をご紹介しています。

 

目次　 1.今回の修理事例 2.ビジネスバッグ修理前画像 3.ビジネスバッグ修理完了後画像 4.革製品でお困りなら、、

 

今回の修理事例

今回ご相談いただいた商品は…

ビジネスバッグの持ち手付け根の革交換とファスナー交換このご依頼です！

バッグは長く使うとその分愛着が出て出来る事ならずっと使い続けたいと思われる方もたくさんおられると思います。

しかし、長く使っているとどうしても劣化は進んできてしまいます。

これは革製品だけでなく他の製品でも確実に起こる事で避けては通れないのが現実ですね…

その中でも革製品は天然素材であり、使い込むほど自分の使い方に馴染んできたり経年変化でいい感じの風合いが出てくるものも多く、メンテナンス次第では一生物にする事も出来るのでその魅力にひかれる方も非常に多いですね。

そして、今回ご相談いただいたバッグも長く使っておられて思い入れのあるバッグとのことで修理のご相談をいただきました。

それでは早速お預かりしたビジネスバッグどのような状態になっていいるのかまずは修理前の画像をご覧ください。

 

ビジネスバッグ修理前画像

見た目はまだまだ使えそうなバッグなのですが…

まず、持ち手の付け根ですが、これはまだ革自体は千切れていないものの革が伸びて、さらに乾燥が始まってきています。そして、革の内側に補強材があるのですがそれも内部で破れてしまっているので現状は劣化して強度が落ちてきている革のみでバッグ全体の重みを受け止めている状態になっています。今のままでもそのまま使えない事はないですが、この状況の場合使っている途中にある日突然革が千切れてしまうというトラブルが起こってしまう事があります。そうなってしまうとバッグ本体はまだ大丈夫でも、持つところが千切れてしまうとバッグとしては使い物になりませんよね。それがお出かけ先や仕事中に起こってしまったらと考えるとかなり不便なことになってしまいます。

そうならない為にも事前に修理をしておくことで安心できますよね。

そして、もう一点の修理は、ファスナーの修理になります。

ファスナー自体の動きが非常に硬くなってしまっていてかなり使いにくい物になっていました。

金属ファスナーは長く使っていると金属同士が擦れているので摩耗してきて開閉の不具合が起こってきます。

そして、摩耗が進んでくると今回のように動きが硬くなってしまったり、閉めてもまた開いてくるといった事例に繋がります。

このようになった場合はほとんどの場合はスライダーの摩耗が多いのでスライダーのみの交換で直る事が多いですが、ファスナー本体が原因の場合やファスナーと相性が悪い場合もありますのでその場合はファスナーごと全部交換する事もできます。

それではこちらのビジネスバッグ修理するとどうなったのか修理完了後の画像をご覧ください。

 

ビジネスバッグ修理完了後画像

いかがでしょうか！

修理したことでまた安心して快適に使っていただけるようになりました！

 

まず、ファスナー修理については動きが悪かっただけでなくファスナー本体の布部分も少し擦れて破れかけていたのでファスナーを全交換しましたので動きもスムーズでストレスなく開閉ができるようになりました。

そして、持ち手付け根の革ですが前述にも説明した通り革が劣化してきていたので4カ所とも交換しました。

画像で見ても分かるように元は少し風合いが出ている塗装が施されていましたが、革を交換したことで色合いや風合いが違うものになり違和感が出てしまっていますよね。

しかし、当店では塗装する技術が必要も持っているので革を交換後元に近い感じの風合いを再現する事ができます。

次の画像でご確認ください。

付け根の革を交換したのみの画像です。

廻りと色が違うので違和感がかなりありますよね。。。

そしてこちらが元に近い感じの風合いの塗装に仕上げたものになります。

全く違和感なく自然な感じに仕上がっていると思います。

このように当店では革交換だけでなく元に近い感じまで再現し、仕上げる事ができますので特殊な感じの仕上げが施されているバッグでもお気軽にお問い合わせください。

 

その他バッグ修理事例はこちらをクリック！

 

 

 

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