革修理|滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店
革修理ブログ
2025/10/24
Louis Vuitton ≀ ヴィトン財布ペン跡、黒ずみ補修
みなさんこんにちは!
革研究所滋賀東近江店の桑原です!
日々の修理事例をご紹介しています。
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目次 |
今回ご相談いただ来ました商品は、、、
ルイヴィトンの財布でペン跡と黒ずみ汚れの補修、染め直し修理のご依頼です!
お気に入りの革製品、気を遣って大事に使っていても不意に傷や汚れが付いてしまう時がありますね、、、
そうなってしまうとたとえ少しの傷や汚れでも毎回目に入ってしまうのでどうしても気になってしまうと思います。
そして、自分で汚れを落とそうとしたり傷を補修したりすると、元よりも状態が悪くなってしまった、、、
というご相談も多いです。
今回ご相談いただきましたヴィトンの財布はボールペンのインクが付いてしまったという事例となります。
それではお預かりしたヴィトンの財布どのような状態なのかまずは修理前の画像をご覧ください。


財布自体はまだまだキレイで状態の良い財布なのですが、表面のちょうど真ん中にボールペンのインク跡が付いてしまっていますね…
ほんの少しのペン跡ですが、財布の真ん中にあるという事で実物を見てみると思っているよりも気になる汚れになります。
そして、財布を開けて内側を見てみると、ホックの周りの金属の黒ずみ汚れ、そして、カード入れ部分の黒ずみも気になりますね。
今回の財布、色が淡いピンク色という事もあり、汚れも目立ってしまう色合いの為気になってしまいますよね。
しかし、汚れが目立つのはデメリットなのですが、その分傷や汚れの影響で革自体の劣化も早めに気付く事ができるので致命的に劣化してご相談いただく事は色が濃い革製品よりも少ないと思います。
| 特徴 | 色が濃い革製品(黒、濃茶など) | 色が薄い革製品(白、ベージュ、淡色など) |
| メリット |
・汚れや傷が目立ちにくい。 ・落ち着いた印象でビジネスやフォーマルな場にも使いやすい。 ・エイジング(経年変化)による色の変化が穏やかで、長く安定した見た目を保ちやすい。 |
・軽やかで明るい印象。 ・ファッションのアクセントになりやすい。 ・エイジング(経年変化)による色の深まりや変化が分かりやすく、育てる楽しみが大きい。 |
| デメリット |
・エイジングの変化が目立ちにくく、育てる楽しみが薄いと感じる場合がある。 ・夏場などは重たい印象に見えることがある。 |
・汚れや日焼け、水シミなどが目立ちやすい。 ・傷や擦れが濃い色よりも目立ちやすい場合がある。 ・色が薄い分、使用に伴う色の変化が激しく出やすい。 |
それではこのヴィトンの財布修理するとどのようになったのか修理完了後の画像をご覧ください。


いかがでしょうか⁉
気になるペン跡も、内側の黒ずみ汚れも補修、染め直し修理したことで見違えるほどきれいな状態に蘇らすことができました!
今回のようにボールペンなどのインク汚れや革に沈着した黒ずみ汚れはクリーニングでは取り除く事ができません。
よくある失敗がペン跡を除光液等の溶剤で拭き取るとペン跡を消したいのにペン跡は少し薄くなったけど革の色が剥げてしまった…という事がよくあります。
自分で溶剤等で拭くと必ずと言っていいほどこのような状態になってしまいますのでご注意くださいね。
自分でペン跡を取ろうとするとこのようなリスクがありますのでペン跡や簡単に取れない酷い汚れは当店のような革製品の修理専門店へご相談することをオススメします。
| 専門的な視点からの深掘りポイント | 詳細(自己処理の限界とプロの役割) |
| 溶剤と「色落ち」の不可避性 | アルコール系溶剤(エタノール、除光液など)は、油性ペンのインクを溶かすのと同時に、革に浸透している染料も溶かしてしまいます。 自宅での処置は、シミが取れてもその部分だけ「色が抜ける(色ムラになる)」結果になることがほとんどです。 |
| プロの対応(再塗装の必要性) | 専門店では、インクを最小限に除去した後、色落ちした部分を元の色に合わせて再塗装(染め直し)することで、目立たなくします。油性ペンのシミは、単に拭き取るだけでなく、「色を入れ直す」工程が必須になることが多い、最も難しい汚れの一つです。 |
| 革の硬化・ひび割れリスク | 強力な溶剤は、革の油分や保湿成分を奪い、革を硬化させたり、ひび割れさせたりします。プロは、除去作業後に適切な油分や保湿処理を行うことで、革の風合いを維持します。 |
| 対応できない革(自己処理絶対NG) | スエード、ヌバックなどの起毛素材や、エナメル、特殊加工された革は、溶剤を使うと素材が大きく変質したり、表面のツヤが失われたりするため、自己処理は絶対に避けるべきです。 |
このようにペン跡の処理は実は思っているよりも手間がかかり、そして自分でどうにかしようとするとかなりのリスクがありさらに状態を悪くすることがほとんどですのでこのような状態になってお困りでしたらまずはお気軽にご連絡くださいね!
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