革修理ブログ

革修理ブログ

全てのブログ

2026/03/15

BOTTEGA VENETA ≀ ボッテガバッグ 擦れ傷、色剥げ補修、染め直し修理

みなさんこんにちは!

革研究所滋賀東近江店の桑原です!

日々の修理事例をご紹介しています。

 

 目次 

1.今回の修理事例

2.ボッテガバッグ修理前画像

3.ボッテガヴェネタバッグ修理完了後画像

4.革研究所 滋賀東近江店で提供する「ボッテガ特化型」修理メニュー

5.なぜボッテガは劣化するのか? 職人が分析する3つの構造的理由

6.修理に出すべき「タイミング」を見極める

7.要注意!「修理が困難」または「おすすめしない」状態

8.よくある質問(FAQ)

9.革製品でお困りなら、、

 

今回の修理事例

今回ご相談いただ来ました商品は、、、

ボッテガヴェネタのバッグで全体の擦れ傷、色剥げによる、補修、染め直し修理のご依頼です!

イタリアが誇る至高のブランド、ボッテガヴェネタ(Bottega Veneta)。 ロゴを一切出さず、革の編み込み「イントレチャート」だけでその価値を証明する孤高のスタイルは、本物志向の方にこそ愛されています。

しかし、その繊細なラムスキン(羊革)は、時に過酷な環境で悲鳴を上げています。 「角がボロボロになってきた」「全体的に色が褪せて、くたびれて見える」「譲り受けたバッグだけど、今の服に色が合わない……」。

「革研究所 滋賀東近江店」には、毎日県内外からボッテガ製品が持ち込まれます。

今回は、長年使い込まれたボッテガのバッグの全体的な劣化の修理になります。

それではお預かりしたボッテガのバッグ、まずは修理前の画像をご覧ください。

 

ボッテガバッグ修理前画像

画像をご覧の通り全体的な擦れや小傷が広がっていて見た目もくたびれてきているのが分かりますね。

ボッテガのバッグに使われている革はラムレザーやカーフスキンなど軟らかく肌触りの良い質感の良い非常に上質な革が使われています。

その反面、擦れや小傷などには弱く、思っているよりも早く擦れや色剥げは起こってしまう事が多いです。

これは質感、高級感を重視した際のデメリットでもあり、ボッテガだけでなく他の高級ブランドでもほとんどが同じような事が起こります。

使っているとどのような物でも劣化は進んで行くのですが、この劣化をそのままの状態で使っていくと当然ながら劣化もどんどん進んで行きます。そして最終的には革が破れてしまったり、千切れてしまったりするのです。

そうなる前に修理をオススメします。

それではこちらのボッテガのバッグ修理するとどうなったのか修理前の画像をご覧ください。

 

ボッテガヴェネタバッグ修理完了後画像

いかがでしょうか!

全体的な色剥げ、小傷があったボッテガのバッグも補修、染め直し修理する事で見違えるほどきれいな状態に蘇らすことができました!

これでまだまだ使えるようになり、気持ちよく使っていただけると思います。

今回お預かりしたバッグは見た目はかなり劣化が進んでいるような感じに見えますが、革の表面的な擦れや色剥げがほとんどで致命的な劣化はほぼなかった為、補修跡もほとんど残らずきれいな状態に仕上げる事ができています。

色合いも内側の変色していない部分に色を合わせ調色していますので完全一致は不可能なのですが出来るだけ元に近い色合いを再現できています。

劣化が酷くなってくると状態により補修跡も残る可能性が高くなるので気になる方は出来るだけ早めに修理をオススメします!

 

その他BOTTEGA VENETA修理事例はこちらをクリック!

 

革研究所 滋賀東近江店で提供する「ボッテガ特化型」修理メニュー

ボッテガの修理は、他のブランドとは難易度が桁違いです。理由は明白、「編み込み(イントレチャート)」だからです。 平面の革であればスッと塗れる塗料も、編み込みの場合は段差の隙間まで計算して施工しなければなりません。当店が誇る、ボッテガ専用の修復メニューを紹介します。

① スレ傷補修・同色染め直し(リカラー)

ボッテガで最も多いお悩みが、角のスレです。 イントレチャートは構造上、出っ張っている部分から先に色が剥げていきます。当店では、独自開発した「革の柔軟性を損なわない水性塗料」を使用。 0.1g単位で元の色を再現し、筆とスプレーを使い分けて、編み込みの奥底まで丁寧に色を入れ直します。仕上がりは、まるで時計の針を数年前に戻したかのような美しさです。

② 「カラーチェンジ(色替え)」

今、最もご依頼が増えているのがこのメニューです。 「昔流行った明るい色のバッグ、今は少し派手すぎるかも……」 「汚れが目立つ白の財布を、汚れが目立たない黒に変えたい」 そんな願いを叶えるのがカラーチェンジです。特にボッテガは、黒やネイビー、ダークブラウンなどの濃い色に染め替えると、イントレチャートの陰影が際立ち、驚くほど高級感が増します。 当店では、内部の奥までしっかり染め上げるため、色の剥がれにくさにも自信を持っています。

③ 持ち手・コバ(縁)の再生

ボッテガの持ち手は、縁の塗り(コバ)が割れてきたりすることがあります。 コバの塗り直しは、職人の根気が試される作業。古い樹脂をすべて手作業で剥ぎ取り、新しい樹脂を何度も塗り重ねて乾燥させることで、新品時の滑らかな手触りを復活させます。

④ 内装交換(ベタつき・粉吹き対策)

ヴィンテージのボッテガに多い、内側のベタつき。これは合成皮革の加水分解が原因です。または内装生地の破れ。 当店では、劣化することのない高品質なシャンタン生地や、贅沢な本革への張り替えを行います。ただ直すだけでなく、使い勝手を向上させる「カスタマイズ」としての側面も持っています。

 

 

なぜボッテガは劣化するのか? 職人が分析する3つの構造的理由

ボッテガを長く愛用するためには、敵を知ることが不可欠です。なぜボッテガは他のブランドよりデリケートなのでしょうか。

理由1:ラムスキンの「薄さと柔らかさ」

ボッテガの主力素材であるラムスキンは、生後1年未満の羊の革。非常にキメが細かく柔らかいのですが、その分「銀面(表面)」が驚くほど薄いのです。 少し擦れただけで、表面の保護層を突き抜けて革の繊維層までダメージが到達してしまいます。これが、角がすぐに白くなってしまう最大の原因です。

理由2:イントレチャートという「ホコリの温床」

編み込みの隙間には、目に見えないホコリや皮脂、砂などが蓄積します。これらがヤスリのような役割を果たし、使うたびに革同士、あるいは革と服を摩擦させ、劣化を加速させます。 また、隙間に溜まった湿気はカビの原因にもなります。

3. 日本の「湿度」と革の関係

日本は季節によって湿度の変化が激しい地域です。 革は「呼吸」をしています。高湿度の環境では水分を吸いすぎてカビを呼び、乾燥する冬場には水分を放出しすぎてひび割れ(クラック)を引き起こします。この「過酷な環境」こそが、ボッテガユーザーがリペアを必要とする大きな要因なのです。

 

 

修理に出すべき「タイミング」を見極める

リペアは、出すのが早ければ早いほど、仕上がりが良くなり、費用も安く抑えられます。職人の視点から見る「治療フェーズ」を解説します。

  • フェーズ1:ツヤがなくなり、カサついてきた これは「栄養不足」のサイン。革の柔軟性が失われ、ひび割れが始まる前兆です。この段階でオイルメンテナンスや軽微な染め直しを行えば、寿命は飛躍的に延びます。

  • フェーズ2:四隅が白くなってきた 革の表面が削れ、中の繊維が見えています。これはいわば「生傷」の状態。ここから水分が入り込むと革が腐ってしまうため、今すぐプロのコーティングが必要です。

  • フェーズ3:色が全体的に褪せ、汚れが沈着している クリーニングと全体染め直しのタイミング。特に「カラーチェンジ」を検討されているなら、この段階がベストです。

  • フェーズ4:革が破れている、または硬化している 「重症」です。破れ補修や、硬くなった革の柔軟性回復には高度な技術と時間が必要になります。諦める前に、まずは当店の診断を受けてください。

 

リペアの魔法。どのレベルまで蘇るのか?

「本当にきれいになるの?」という不安に対し、具体的な到達点を示します。

見た目の美しさ:95%以上の復元率

同色リカラーの場合、傷跡はほぼ目立たなくなります。調色技術には絶対の自信があり、ブランドオリジナルの「絶妙なニュアンスカラー」も忠実に再現します。しかし、深い傷や劣化が酷い場合補修跡が残る場合あります。

手触り:ボッテガ特有の「しっとり感」をキープ

安価な修理店では、上からペンキのような塗料を厚塗りし、革をガチガチに固めてしまうことがあります。 当店では、革の毛穴を塞がない特殊な溶剤を使用。ボッテガの魅力である「吸い付くような手触り」を損なわないよう、薄く、何層にも分けて色を定着させます。

耐久性:新品時を凌駕する保護力

仕上げに施す防汚・撥水コーティングは、リペア後の革を汚れやスレから守ります。修理したことで、以前よりもタフに使えるバッグへと進化するのです。

 

 

 

要注意!「修理が困難」または「おすすめしない」状態

職人として、できないことは正直にお伝えします。それがお客様への誠実さだと考えているからです。

  • 革の「溶解」と「重度の腐食」: 強い薬品をこぼしたり、長期間カビを放置して革の組織が溶けてしまったものは、塗装の土台が作れないため修復できません。修理できたとしても質感が変わり違和感の残る仕上がりになる可能性があります。

  • 革の劣化が著しく進んでいる場合:ひび割れや乾燥が著しく進んでいる場合、補修修復しても革の強度が確保できない事がありその場合、修理不可となる事もあるので早めにご相談ください。
  • 「エイジング(経年変化)」を楽しみたい場合: リペア(塗装)を施すと、それ以降の「自然な色落ち」は止まります。使い込んでアジを出したいという方には、リペアではなくクリーニングのみをおすすめすることもあります。

  • 他店で不適切な修理がなされたもの: 市販の靴用クリームや、適切でないペンキ等で塗られた革は、元の状態に戻すのが非常に困難です。まずは「何もせず」に当店へお持ちください。

 

 

 

よくある質問(FAQ)

Q. 滋賀県東近江市まで行けないのですが、郵送でも大丈夫ですか?

A. もちろんです!全国から宅配便でのご依頼をいただいております。LINEで写真を送っていただければ、事前にお見積りと納期をお伝えし、ご納得いただいてから発送していただく流れですので安心です。

Q. ボッテガの「ラムスキン」と「カーフスキン」どちらも修理できますか?

A. はい、どちらも対応可能です。それぞれの革の特性(柔らかさ、シボの深さ)に合わせて、使用する溶剤や塗布の圧力を変えて施工しています。

Q. カラーチェンジをする際、好きな色を指定できますか?

A. 可能です。条件が一つあり、元の色よりも濃い色であればどんな色でも対応しています。色見本をご用意いただければ、それに合わせて色をお作りします。「これと同じ色の黒にしてほしい」といったリクエストも大歓迎です。ご来店の場合はサンプル帳より選んでいただけます。

Q. 修理したことは、他人にバレますか?

A. プロが見ても「きれいにメンテナンスされているな」と思うレベルの仕上がりを目指しています。不自然な厚塗り感は一切出さないのが当店のこだわりです。しかい、劣化が酷くなると補修跡が残ったり、質感が変わる場合もあるので早めの修理をお勧めします。

 

ボッテガヴェネタを修理に出すということは、単にモノを直すだけではありません。 そのバッグを買った時の自分、大切な人との思い出、これからそのバッグと歩む未来……。 私たちは、そうした「お客様の人生のストーリー」をお預かりしていると考えています。

「革研究所 滋賀東近江店」は、熟練の技術と、地域一番の親しみやすさを両立させる場所でありたい。 「このボッテガ、もう一度輝かせたい」と思ったら、ぜひ当店にご相談ください。

 

 

革製品でお困りなら、、

お気に入りの革製品、修理は高いかもと諦めておられる方是非ご予算をお聞かせください。
ご予算内で出来る補修方法もご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください!
その他、傷、汚れ、擦れなどの状態などから様々な修理方法やメンテナンス方法もご提案させていただきます。

 

Googleクチコミはこちらをクリック!

 

シャネル、エルメス、ルイヴィトン、グッチ、ボッテガヴェネタの鞄、財布等の高級ブランド品修理実績多数ありますので安心してお任せください!

バッグ、財布以外にも革小物、ジャケット、コートからソファー、椅子まで革製品であれば何でも修理します。

 

ソファー、椅子はリペアから張り替え、部分的な補修までお客様のご要望にあわせて最適な修理プランをご提案します!

本革はもちろん、合皮レザー、ファブリック等素材問わずソファー、椅子の修理承っております。

 

色はげ、退色、色移り、擦れ傷、ひび割れの補修はもちろん、

革の破損、切れによる持ち手やショルダーベルト、付け根の革交換、

ファスナー、ホック、内袋、内張り交換まで革製品のお困りごとなんでもご相談くださいね!

スニーカー、ブーツの傷や色剝げの補修、修復オールソール交換等も対応可能してます。

 

全国宅配便対応、お見積り無料!
お問い合わせは電話、メール、LINEからお願いします。
メール、LINEの場合画像を送っていただければお手軽にお見積りできます。
ご来店時は必ずご予約が必要です(出張見積もり、納品等で外出している場合があります)。

修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案させていただきます。

 

 

革製品の修理、染め直しは革研究所滋賀東近江店まで!

住所:滋賀県東近江市南菩提寺町683

MAIL: info-shiga-h@kawa-kenkyujyo.net
TEL:0749-20-7519

LINE

 

LINEお問い合わせはこちらのQRコード

またはホームページ上部の

「お電話」「メール」「LINE」

のアイコンよりお問い合わせください。

アーカイブ
カテゴリー

革修理対応製品

革修理対応製品

革鞄・バック

革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

財布・小物

財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

革靴・ブーツ

革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

革衣類

革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

ソファー・椅子

ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

自動車内装

自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

滋賀東近江店の桑原です。
革製品でお困りの方お気軽にご相談ください!
思い入れのある革製品も修理、補修でキレイに蘇ります!

革研究所 滋賀東近江店

代表者 桑原 徳全
所在地 滋賀県東近江市南菩提寺町683
※ご来店は完全予約制の為事前に必ずご連絡下さい。
TEL 0749-20-7519

対応エリア
滋賀県全域

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

PAGE TOP