革修理ブログ

革修理ブログ

全てのブログ

2026/05/04

CHANEL|シャネル財布カラーチェンジ 薄ピンク⇒濃いピンク

みなさんこんにちは!

革研究所滋賀東近江店の桑原です!

日々の修理事例をご紹介しています。

 

 目次 

1.今回の修理事例

2.シャネル財布カラーチェンジbefore・after

3.革製品のカラーチェンジとは?修理を超えた「再生」の技術

4.カラーチェンジのメリットとデメリット

5.カラーチェンジにおける「色のルール」

6.カラーチェンジ対象アイテム

 7.よくある質問(FAQ)

8.革製品でお困りなら、、

 

今回の修理事例

今回ご相談いただ来ました商品は、、、

シャネルの財布で擦れ傷、汚れの気になる財布をカラーチェンジで雰囲気を変えたいご依頼です!

お気に入りのブランドバッグや財布、長年連れ添った革のソファ。形は気に入っているけれど、「色が今の自分に合わなくなった」「汚れや変色が目立って使うのをためらってしまう」という悩みはありませんか?

買い替えるのは簡単ですが、思い出の詰まった品を手放すのは寂しいものです。そこで選択肢に入れていただきたいのが、革製品の「カラーチェンジ(染め替え・再加色)」です。

今回ご依頼いただきましたシャネルの財布は色合いが薄いピンクで擦れ傷や汚れが目立つ状態でしたので濃いめのピンクに色替えをしたいとのご要望でした。

それではお預かりしたシャネルの財布、どのような状態なのかまずは修理前の画像をご覧ください。

 

シャネル財布カラーチェンジ before・after

シャネル財布修理前画像

今回修理ご依頼いただいたシャネルの財布になります。

薄い色合いのピンクの為、汚れや傷がどうしても目立ちやすい色になります。

使い始めはキレイなのですがしばらく使っていると汚れや傷は蓄積されていきます。

通常は元に近い色合いに合わせ補修、染め直しをします。

染み汚れが付いた、変色してしまった場合、通常通りの修理も可能ですが、染み汚れや変色が元の色よりも濃い色の汚れや染みの場合、元の色に染め直したときに、染みや汚れがうかびあがってくる場合があります。

こういった状態の場合、今よりも濃い色合いにカラーチェンジで雰囲気を変えてみるというもう一つの修理のご提案もしています。

または、あまり使っていないキレイなバッグでも今の時代に合わない場合でも色を思い切って変えて使いやすい色にする事もできます。

それではこちらのシャネルの財布、カラーチェンジ完了後どうなったのか修理完了後の画像をご覧ください。

 

シャネル財布カラーチェンジ完了後画像

いかがでしょうか!

薄いピンク⇒濃いピンクへとカラーチェンジをしました。

元よりも濃い色合いになったことで同じシャネルの財布でも雰囲気が別ものへと変わりましたね!

もちろん擦れ傷や小傷もしっかし補修していますので革の劣化もしっかりと食い止める事ができています。

今回は同系色でのカラーチェンジでしたが、元の色よりも濃い色であればどのような色に替える事ができます。

色に関しては、店頭にご来店の場合、カラーサンプルからお好きな色を選んでいただきます。

遠方の方など宅配便でのご依頼の場合は商品と一緒にカラーサンプルの同封をしていただきますとそれに近い色合いに再現させていただきます。

 

その他シャネル修理事例はこちらをクリック!

 

その他カラーチェンジはこちらをクリック!

 

 

革製品のカラーチェンジとは?修理を超えた「再生」の技術

革製品のカラーチェンジとは、単に表面にペンキのような塗料を塗るだけの作業ではありません。革という天然素材の特性を理解し、その風合いを活かしながら新しい色を定着させる「再加色(リカラー)」という高度な専門技術です。

使用する塗料や溶剤も革研究所独自開発の物を使用しており、革製品の特性などを長年研究された専用の塗料、溶剤を使用しています。

 

カラーチェンジの工程

一般的に、プロの現場では以下のような工程を経て色を変えていきます。

  1. クリーニング・脱脂: 長年の使用で蓄積した汚れや古い油分を専用の溶剤で徹底的に除去します。ここを怠ると、新しい色が密着せず剥がれの原因になります。

  2. 下地処理: 擦れや傷がある場合、補修剤で表面を整えます。

  3. 調色(色作り): お客様の希望に合わせて、複数の染料・顔料をコンマ数グラム単位で調合し、理想の色を作り出します。

  4. 着色・定着: スプレーガンや筆を使い、薄く何度も層を重ねて色を定着させます。

  5. コーティング・仕上げ: 最後に色止め加工を施し、ツヤの調整(マット、半ツヤ、ツヤありなど)を行って完成です。

このように、カラーチェンジは単なる「色塗り」ではなく、革を一度リセットして新しい命を吹き込む「再生」のプロセスなのです。

 

 

カラーチェンジのメリットとデメリット

後悔しない選択のために、良い面だけでなくリスクもしっかりと理解していただくことが大切です。

【メリット】同じ商品のまま、全く別の雰囲気を楽しめる

カラーチェンジ最大の魅力は、「使い慣れた愛用品を、今の気分に合わせてリデザインできる」という点です。

  • 雰囲気を一新できる: 形は大好きだけど色が派手で使わなくなったバッグも、シックな黒やネイビーに変えることで、今のファッションに馴染む主力アイテムに昇格します。

  • 汚れやシミを完全に隠せる: クリーニングでは落ちない頑固なシミ、ワインをこぼした跡、日焼けによる色褪せなども、カラーチェンジなら跡形もなく綺麗にカバーできます。

  • 耐久性の向上: 表面を新しくコーティングし直すため、傷や水に対する耐性が一時的に向上し、より長く愛用できるようになります。

  • サステナブルな選択: 「壊れたら捨てる」のではなく「直して使い続ける」ことは、現代において非常に価値のあるエコロジーな選択です。

 

【デメリット】知っておくべきリスクと限界

プロとして正直にお伝えしなければならない注意点もございます。

  • 「薄い色」への変更リスク: 後ほど詳しく解説しますが、元の色より薄い色(例:黒から白)への変更は、元の色が浮き上がってくるリスクが高く、おすすめできない場合があります。

  • 質感の変化: 染料だけでなく顔料(色の粒子)を乗せるため、元々の革が持っていた「吸い付くような柔らかさ」が、加工前と比べて僅かに質感の変化が感じられることがあります。

  • 元に戻せない: 一度濃い色に染め変えたものを、再び元の薄い色に戻すことは物理的に不可能です。

 

カラーチェンジ比較まとめ表

比較項目 メリット・魅力 注意点・リスク
見た目・印象 同じ商品のまま、雰囲気を180度変えられる。 元の革の質感が僅かに変わる可能性がある。
お悩み解決 落ちないシミ、変色、スレを完璧に隠せる。 深すぎるひび割れや凹凸は完全には消えない。
色選びの自由度 基本的にどんな色でも作成・塗装が可能。 元の色より薄い色は、下地が浮き上がるリスクあり。
将来性 時代や好みに合わせて「一生モノ」にできる。 一度濃い色にすると、薄い色への再変更は不可。

 

カラーチェンジにおける「色のルール」

お客様から「どんな色でもできますか?」というご質問をよくいただきます。結論から申し上げますと、「技術的には可能ですが、美しさと耐久性を保つためには『元の色より濃い色』に限る」のが鉄則です。

 

なぜ「濃い色」が推奨されるのか?

革のカラーチェンジは、木材の塗装や壁紙の張り替えとは異なります。革は柔軟に動く素材であり、常に伸縮を繰り返しています。

  1. 隠蔽力(カバー力)の問題:

    濃い色(例:黒やこげ茶)は、下の色を隠す力が非常に強いです。一方で、薄い色(例:白やベージュ)は隠す力が弱いため、厚塗りを余儀なくされます。

  2. 「下地の浮き上がり」というリスク:

    元の色が濃い場合、その上から薄い色を塗っても、時間の経過や摩擦、あるいは革の伸縮によって、内側にある元の色が表面に透けて浮かび上がってくることがあります。これを「ブリード現象」や「色浮き」と呼びます。

  3. 美しさの維持:

    元の色より濃い色で仕上げた場合、万が一表面に小さな傷がついても、下の色が似通っている、あるいは黒などの強い色であれば目立ちにくいという利点があります。

 

失敗しない色の選び方ガイド

  • 一番のおすすめは「ブラック」:

    どんな色からでも変更可能で、最も発色が安定します。高級ブランドのバッグ(シャネル、プラダ、ルイ・ヴィトン等)は、黒に変えることで時代を問わず使えるようになります。

  • ニュアンスを変える「ダーク系」:

    ネイビー、ダークブラウンなどは、上品さを保ちつつ、元の色をしっかりカバーできるため非常に人気があります。

  • 同系色の濃い色へのシフト:

    ライトブルーからロイヤルブルーへ、ピンクからボルドーへ。色の系統を維持したままトーンを落とす方法は、最も自然な仕上がりになります。

 

 

カラーチェンジ対象アイテム

当店では、一点一点の革の状態を見極め、その素材に最適な薬剤を選択して施工しています。

ブランドバッグ・財布

ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、グッチ、ボッテガ・ヴェネタなど、ハイブランドの革製品は、もともとの革の質が非常に良いため、カラーチェンジによって驚くほど美しく蘇ります。

高級レザー家具(ソファ・チェア)

Cassina(カッシーナ)、Natuzzi(ナツッジ)やCOR(コア)といった世界的な高級ソファブランド、カリモク、飛騨産業、マルニ木工等の国内有名メーカーの修理実績も豊富です。「部屋の壁紙を変えたから、ソファの色も変えたい」というインテリアのトータルコーディネートとしてのご依頼も増えています。大型家具のカラーチェンジは、買い替えるよりもコストを抑えつつ、お部屋の印象を劇的に変えることができます。

レザージャケット・コート、革靴

思い出の革ジャン、色が褪せて着られなくなったコートなども、落ち着いた色にカラーチェンジすることで、現代のトレンドに合った着こなしが可能になります。

※なお、当店では素材の特性上、エナメル素材、スエード等起毛革の修理・カラーチェンジは現在受け付けておりません。あらかじめご了承ください。

 

 

よくある質問(FAQ)

お客様から寄せられる、カラーチェンジに関する疑問にお答えします。

Q1. カラーチェンジをした後、色落ちして服に付いたりしませんか?

A1. ご安心ください。塗装の最終工程で、強力な「色止め加工」を施します。通常の使用範囲(雨の日に少し濡れる、服と擦れるなど)で色が移ることはありません。ただし、強い溶剤(除光液やアルコール)などが付着すると剥がれの原因になりますのでご注意ください。

 

Q2. 自分で市販のスプレーを使って色を変えられますか?

A2. おすすめいたしません。市販の革用染料は、プロが使うものと成分が異なり、定着力が弱い場合が多いです。また、下地処理(脱脂)が不十分だと、数ヶ月で色が剥がれ落ち、ベタつきが発生することがあります。一度ご自身で塗られてしまった製品は、プロでも手直しが難しくなるケースがあるため、最初にご相談いただくのがベストです。

 

Q3. 納期はどのくらいかかりますか?

A3. アイテムの大きさや状態によりますが、バッグや財布であれば約1ヶ月~1カ月半、ソファなどの大型家具であれば1ヶ月前後を目安にしていただいております。一つひとつの工程を乾燥させながら、丁寧に進めるためお時間をいただいております。また、修理依頼が多い場合は通常納期より遅れる場合があります。

 

Q4. 施工後に革がカチカチに硬くなったりしませんか?

A4. 革の柔軟性を損なわないよう、極力薄い膜で発色させる技術を用いています。多少の質感の変化は避けられませんが、「カチカチに固まってしまう」ということはございませんので、ご安心ください。

 

革研究所滋賀東近江店で「一生モノ」の革修理を

革製品は、正しく手入れをすれば何十年と使い続けることができる素晴らしい素材です。しかし、どうしても「色」の問題で使わなくなってしまうことがあります。

それは、職人の目から見ても、非常に心苦しく、もったいないことです。

滋賀県東近江市の「革研究所 滋賀東近江店」では、私一人が全ての工程を担当し、お客様の大切なパートナーである革製品とじっくり向き合っています。

また、当店では地元・滋賀県のお客様はもちろん、宅配便を利用した日本全国からの修理のご依頼にも対応しております。 「近くに信頼できる修理店がない」 「このブランド品のカラーチェンジを、こだわりのある職人に任せたい」 そんな想いをお持ちの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

「このバッグ、黒くしたらまだ使えるかな?」 「このソファ、部屋に合う色に変えられるかな?」

そんな些細な疑問で構いません。捨ててしまう前に、ぜひ一度「カラーチェンジ」という選択肢をご検討ください。あなたの愛用品が、再び輝きを取り戻し、これからの毎日を彩るお手伝いをさせていただきます。

 

 

革製品でお困りなら、、

お気に入りの革製品、修理は高いかもと諦めておられる方是非ご予算をお聞かせください。
ご予算内で出来る補修方法もご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください!
その他、傷、汚れ、擦れなどの状態などから様々な修理方法やメンテナンス方法もご提案させていただきます。

 

Googleクチコミはこちらをクリック!

 

シャネル、エルメス、ルイヴィトン、グッチ、ボッテガヴェネタの鞄、財布等の高級ブランド品修理実績多数ありますので安心してお任せください!

バッグ、財布以外にも革小物、ジャケット、コートからソファー、椅子まで革製品であれば何でも修理します。

 

ソファー、椅子はリペアから張り替え、部分的な補修までお客様のご要望にあわせて最適な修理プランをご提案します!

本革はもちろん、合皮レザー、ファブリック等素材問わずソファー、椅子の修理承っております。

 

色はげ、退色、色移り、擦れ傷、ひび割れの補修はもちろん、

革の破損、切れによる持ち手やショルダーベルト、付け根の革交換、

ファスナー、ホック、内袋、内張り交換まで革製品のお困りごとなんでもご相談くださいね!

スニーカー、ブーツの傷や色剝げの補修、修復オールソール交換等も対応可能してます。

 

全国宅配便対応、お見積り無料!
お問い合わせは電話、メール、LINEからお願いします。
メール、LINEの場合画像を送っていただければお手軽にお見積りできます。
ご来店時は必ずご予約が必要です(出張見積もり、納品等で外出している場合があります)。

修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案させていただきます。

 

 

革製品の修理、染め直しは革研究所滋賀東近江店まで!

住所:滋賀県東近江市南菩提寺町683

MAIL: info-shiga-h@kawa-kenkyujyo.net
TEL:0749-20-7519

LINE

 

LINEお問い合わせはこちらのQRコード

またはホームページ上部の

「お電話」「メール」「LINE」

のアイコンよりお問い合わせください。

アーカイブ
カテゴリー

革修理対応製品

革修理対応製品

革鞄・バック

革鞄・バック

革の鞄(カバン)のスレやキズの補修、変色、革の色を変える(カラーチェンジ)までお任せください。VUITTON(ヴィトン)GUCCI(グッチ)等の革ブランド品も修理可能です。

財布・小物

財布・小物

革財布(サイフ)、小銭入れ、キーケース等の小物全般の革のキズ、スレをキレイに修理いたします。CHANEL(シャネル)GUCCI(グッチ)等のブランド革小物の修理ももちろんOKです。

革靴・ブーツ

革靴・ブーツ

男性物の革靴、女性物のブーツ等靴の革修理(スレ・キズの補修)も可能です。思い出の有る革靴等の修理はお任せください。もちろん革靴の修理に関してもブランド靴の修理可能です。

革衣類

革衣類

革ジャン、革コート・革のジャケット等革衣類の修理、補修もお任せください。部分的なスレ・キズの補修から、革全体の色を変える(カラーチェンジ)まで幅広く対応いたします。

ソファー・椅子

ソファー・椅子

革ソファー・革の椅子の修理実績も多数ございます。痛み具合によっては革の張替えも可能です。カッシーナ(CASSNA)等のブランドソファー修理もお気軽にご相談ください。

自動車内装

自動車内装

自動車の革ハンドル・革シートの修理(リペア)も可能です。ベンツ・BMWなどの高級外車から、国産の自動車まで数多くの修理実績がございますのでお気軽にお問合せください。

店舗情報

滋賀東近江店の桑原です。
革製品でお困りの方お気軽にご相談ください!
思い入れのある革製品も修理、補修でキレイに蘇ります!

革研究所 滋賀東近江店

代表者 桑原 徳全
所在地 滋賀県東近江市南菩提寺町683
※ご来店は完全予約制の為事前に必ずご連絡下さい。
TEL 0749-20-7519

対応エリア
滋賀県全域

当店の革修理は革の事を知り尽くした熟練職人が一点一点丁寧に修理・補修いたします。思い出の有る大切な革製品を安心してお任せください。また、ブランド品(VUITTON・CHANEL・GUCCI等)の革修理経験も豊富です。革のキズやスレの補修はお任せください。革修理の御見積やお問合せはもちろん無料です。

PAGE TOP