革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

今回は3人掛けソファーの擦れ、ひび割れによる全体補修、染め直し修理のご依頼です！

 

目次　　　 ①　修理前の画像 ②　革の劣化の進み方 ③　張り替えはというと ④　本革ソファーの染め直し修理完了後 ⑤　革の強度不足や破れてしまった場合は ⑥　部分的な張り替えをすると 革製品でお困りなら、、

 

それではまず修理前の画像をご覧ください。

座面、肘掛のひび割れが目立っていますね。

長く使うと革も劣化してきて剝げやひび割れが起こってきてしまいます。

これはどんなにメンテナンスをしていても必ず起こる症状で防ぎようがないことですね。

かといってメンテナスをしないというのは間違いで、保湿クリームなどで革に油分を適度に与えてあげることでキレイに長く使えることは確かなことです。

逆にメンテナスをしてあげていないとメンテナスをしている物に比べると革の寿命も短くなってしまいます。

 

革の劣化の進み方の説明をすると

汚れ

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革のシワに汚れがたまる

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表面の劣化

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劣化部分がひび割れ

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ひび割れ部分にさらに汚れが浸透

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ひび割れ部分が乾燥してさらに劣化が進む（この状態になると革の素地部分が見えて色が剝げてきたりします）

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ひび割れが深くなったりや剥げが広がり革の強度がどんどん弱くなる

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革が破れる（破れ始めると連鎖していろんなところが破れ始めます）

 

革の劣化進行はこんな感じになります。

 

革が劣化するのは仕方ないから

気になるけど諦めてそのままの状態で使っている方も多いと思います。

破れたら買換えか張り替えすればいいかななんて普通は思いますよね。

 

買換えは最近は安い物もありますのでこだわりがあまりなければ買換えもありかと思います。

しかし、今と同じ本革ソファーを求めるなら少し話が変わってきます。

昔と比べると物価も上がっていることもあり同等の品質の物は10年、20年前と比べるとかなり高額になってきています。

 

張り替えはというと

椅子など簡単な構造の家具は一脚あたりの修理費用は数千円程度ですがソファーの場合は金額が高額になってしまいます。ソファーによっては購入時よりも高額になってしまう場合もあります。

その様になるのは張り替え修理の場合、新品を作る時と比べると作業工程が多く非常に複雑で手間も時間も費やすことになります。

さらに張り替える生地によっても大きく金額が変わってきます。

合皮レザー、布の場合は金額は抑えられますが本革の質感などを求められると物足りないかもしれません。

本革で総張替えをする場合はよほどこのソファーに愛着があり他のソファーは考えられないという方以外には新品を検討してみてはとお勧めするくらい高額になってしまいます。

 

しかし、当店では本革ソファーの修理は張り替えることなく修理することが可能です！

 

本革ソファーの染め直し修理完了後の画像です。

張り替えることなく革のひび割れや剥げなどの部分を補修、修復して染め直しをすることでここまでキレイに蘇ります。

さらに、分解などの作業も必要ないので張り替えなの費用と比べると費用も安く仕上げることが可能です。

 

今まで使い込んだ革の使用感もそのままに違和感なく仕上げることが可能ですが、革の劣化が少し進んでいたこともあり多少補修跡が残る部分がありました。

座面の痛みは進んでいたものの革の強度はまだ大丈夫だったのでそのままの状態で修理可能と判断させていただきました。

革の劣化部分も特殊な溶剤で丁寧に下地処理をしているので革の劣化も食い止めることができ、革の強度も保てるようになります。

この下地処理は今回の修理でかなり重要な部分で一番時間がかかる部分であり仕上がりにも影響が出てくる工程になりますがこの部分は職人の腕の見せ所になります。

 

劣化状態が酷いく革の強度がなくなっている場合は今回の修理方法はできなくなりますのでご注意してくださいね。

 

その他ソファー修理事例はこちら

 

革の強度不足や破れてしまった場合は

張り替えることになるのですが、この場合でも当店ならではの修理方法があります。

通常の張り替えとなると全体的に張り替えるのをイメージチェンジすると思います。

しかし、当店では破れている部分単位で張り替えることができます。

 

えっ？？？

と思われる方も多いと思います。

そうです、例えば座面が破れているので座面だけ張り替えた場合、その部分だけ革が新しくなります。

部分的に張り替えるだけなら他の修理店でも張り替えは可能です。しかしその場合、よく似た色の革はあっても使い込んでいるソファーの場合、変色や退色しているので同じ色合いの革は存在しないのです。

その為、張り替えた部分だけ色が変わりかなり違和感が出てきます。

 

しかし、当店ではその様事は問題になりません。

なぜなら、当店では染め直しをする技術があり、どんな色にも革を染めることができるからです。

 

今回の修理は背もたれ部分はそれほど目立つ傷や劣化があまりなかったので実は座面、肘掛のみのご依頼でした。そうすることで費用も抑えることが可能になります。

部分的な修理も元の部分に色を調色し合わせることができるのでほとんどわからないくらいのレベルまで近い色を復元することが可能になります。

 

このことから、部分的に張り替えて色がずれてしまっている革も周りの色に合わせて染めることができるので違和感なく仕上げることができるというわけです。

もちろんこの方法は本革のみの場合に限ります。

 

部分的な張り替えをすると

本革で総張替えをするより費用も安くなり、さらに本革のまま使い続けられることが可能となります。

 

合皮レザーや布ではこのような修理方法は不可能で生地が劣化してしまうと方法としては張り替えとなりますが、本革の場合は補修、修理が可能となりお気に入りのソファーも修理することでさらに愛着が出てくるものだと思います。

 

しかし、前文に説明した通り革も劣化しすぎると修理不可となる場合もあり、補修できたとしても補修跡が残る場合があるので劣化状態が軽度であればあるほどびっくりするくらいキレイに蘇りますので気になる方は早めに対処することをオススメします。

また、定期的なメンテナンスも重要でしてるとしてないとでは革の状態や寿命も雲泥の差が出てきますので2～3か月に1回くらいはクリーナーやクリームなどでメンテナンスしてあげてくださいね。

メンテナンス方法などがわからない場合はお気軽にご相談ください。お電話だけでもアドバイスさせていただきます。

 

革製品でお困りなら、、

お気に入りの革製品、傷、ひび割れ、破れなど状態で様々な修理方法やメンテナンス方法をご提案させていただきます。
また、革製品の修理は高そうだから諦めておられる方是非一度ご予算もお聞かせください。
ご予算内で出来る修理方法をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください！

 

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ポルトローナフラウ、カッシーナ、カリモク、アクタスなど高級ブランドソファー修理実績も豊富にありますので安心してお任せ下さい。

 

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修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案します。

革製品の修理、染め直しは革研究所滋賀東近江店まで！

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