革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

今回の修理はシャネルマトラッセバッグの内側ベタ付きによる内張り交換修理のご依頼です！

 

それではまず修理前の画像をご覧ください。

バッグ内側の生地が全体的にべた付いて表面が剥がれたりしていますね。

こうなってしまうと中に物を入れてもベタベタになってしまい使いたくても使えない状態なってしまい困ってしまいますね。。。

 

こういった状態になってしまうのは古いタイプの鞄ではよくある事なのでお困りの方も多いと思います。

 

なぜこのようになってしまうのかは後ほどご説明させていただきます。

 

それでは早速修理完了後の画像をご覧ください。

シャネルマトラッセバッグ、内張り交換修理完了後の画像です！

 

いかがでしょうか！

ベタ付きのあった生地をまるまる交換したので今後同じような状態になりませんので安心して使っていただけるようになりました！

交換した生地は同じトラブルにならないよう布シャンタン地へと変更しています。

ロゴやシリアルナンバーなどはなくなってしまいますが使いたくても使えない状態だった鞄が気持ちよく使えるようになります。

お気に入りの鞄も使えないよりは修理などして使う方が鞄も喜んでいると思います！

 

それではなぜこのようなべた付きが起こり使えなくなってしまうのでしょうか？？

ご説明します。

 

シャネル、ヴィトン、グッチなどよくある事例で他のブランドでも海外製品は日本の高温多湿な気候に少し合わない事もあり、保管時にタンスやクローゼット内で長期保管の場合、その中の湿気が影響し科学変化を起こしベタ付きが発生するのです。

 

これは内部が合成皮革の場合のみに起こる現象で内側が本革の場合は特にこういった現象にはならないです。

その為、張り替える場合は基本は布地でお客様のご要望があれば本革で張り替えています。

 

未然に防ぐ方法としては、

中に湿気がこもるのが原因なので定期的に風通しの良い場所で陰干しやバッグ内に何か詰め物などを入れておくと型崩れや変形に防止にもなります。

 

湿気が一番の原因なのでバッグ内まで風通しよくすることで防ぐことは可能ですがやはりどんな素材でも劣化はしていくので 完全に防げるとは限りません。

特に年一回または数年に一回位しか使われない方などに多く起こる現象なので普段あまり使わずしまい込んでおられる方などは一度ご確認したほうがいいかもしれませんね。

 

しかし、べた付きなどがない鞄を使用しておられる方は頻繫に使っておられる方はあまりこのような状態になっている方は少ないので普段今までよりも使ってあげるのが一番いいのかもしれません。

 

 

お気に入りの革製品、修理は高いかもと諦めておられる方是非ご予算をお聞かせください。
ご予算内で出来る補修方法もご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください！
その他、傷、汚れ、擦れなどの状態などから様々な修理方法やメンテナンス方法もご提案させていただきます。

 

シャネル、エルメス、ルイヴィトン、グッチ、ボッテガヴェネタの鞄、財布等の高級ブランド品修理実績多数ありますので安心してお任せください！

 

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修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案させていただきます。

 

 

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