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2022/03/08

【ソファー修理】本革ソファー 座面糸ほつれ 縫い直し修理

みなさんこんにちは!

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

今回は本革ソファー座面の糸ほつれによる縫い直し修理のご依頼です!

 

   目次   

① 修理前の画像

② ソファー座面ほつれ縫い直し修理完了後の画像

③ ソファーの糸のほつれは、、、

革研究所滋賀東近江店で出来るソファー、椅子修理

④ 擦れ傷、色はげ、ひび割れ補修、染め直し修理事例

⑤ 部分張替え+リペア修理事例

⑥ カラーチェンジ事例

⑦ 総張替え修理事例

⑧ 椅子張り替え事例

⑨ ウレタンクッション修理事例

⑩ 底ベルト張り替え事例

⑪ 底布張り替え事例

革製品でお困りなら、、、

 

それではまず修理前の画像をご覧ください。

座面部分の縫い目の糸が切れてしまって中のウレタンがまる見え状態ですね、、、

糸が一か所でも切れてしまうとその部分から糸がほつれて縫い目もどんどん広がっていきます。

あまり負荷のかからない裏側や底部分は多少糸がほつれてもそう簡単には広がる可能性は低いですが、

座面の場合は負荷のかかる場所なので一旦糸がほつれだすと簡単にほつれてどんどん広がりやすいです。

 

これだけほつれが広がるとやはり目立ってしまうので気になってしまいますよね、、

しかも座り心地も違和感が出て毎日座るソファーなら知らない間にストレスも出てくると思います。

 

それでは早速修理完了後の画像をご覧ください。

ソファー座面ほつれ縫い直し修理完了後の画像です!

いががでしょうか!

ほつれた部分も縫い直したことによってまた元通りになりました!

色はげも少しあったので部分的な補修もしています。

 

ソファーの糸のほつれの場合、作業自体は元の縫い目に沿って縫い直すだけと簡単そうに思えますが、

縫ってあるのは裏側なので一旦ソファー事態を分解し裏から縫い直すことになりますのでみなさんが思っているよりも少し手間のかかる修理となりますが、ソファーを買いなおすまでの費用はかかりませんのでご安心くださね。

 

ソファーの糸のほつれは、、、

長く使っていると負荷のかかる座面などは色が切れるのはある程度予想は尽きますが、

革の傷みもほとんどなくキレイな状態でまだ数年程度しか使ってないのに縫い目が裂けてしまった。。。

という方もおられると思います。

通常はそう簡単には糸も切れない丈夫な物が使われていますが年間何十台と修理している私から見ると、非常数は少ない稀なケースですと製造過程で縫製が少し甘い感じのものがあったりと仕上げに多少個体差があるのは事実です。

また、使われている糸がすこし強度不足なのでは?

と思われるものもあります。

これらが新しいのにほつれてしまったという原因かと思われます。

特にこの事例が多いのは比較的に安価なソファーに多いので傾向にありますので安価すぎるとこのようなデメリットもあるようです。

 

高価なソファーの場合は新しい間はその様なトラブルはほとんどないのですが、

ソファーの上で子供が飛び跳ねたりしていると、、、

これはみなさん予想つくと思いますが極度の集中的な負荷がかかってしまうので糸が切れてしまう場合があったり、最悪の場合生地が破れてしまうという事もよくありますのでご注意してくださいね。

 

また、ダブルステッチやシングルステッチなどデザイン性のある縫製の場合は今回のように縫い直し出来ない場合があります。

ステッチが入るとミシンで縫い直しますが同じ縫い目を完全に縫い直すことが難しくどうしても多少ずれてくる部分が出てきてしまい、その部分が余計に穴が空いてしまい革の強度が落ちてしまうので難しい場合があります。

負荷のかからない部分なら特に問題ないのですが、座面など強度が求められる部分ではあまりお勧めできません。

また、革が劣化している場合も同じく縫い直したときに底から革が裂けてしまう場合もありますのでその場合は革の張り替えをオススメさせていただくこともあります。

 

革研究所滋賀東近江店で出来るソファー、椅子修理

ソファー、椅子の修理は当店でも得意分野であり、修理のご依頼も多くお客様には非常に喜んでいただいており人気の修理メニューになります。

特に当店が得意としているのが革ソファーや革チェアで通常の修理店では汚れや傷が増えてくると張り替え修理となってしまい修理費用も高額になりがちです。しかし、当店ではリペアする事ができるのでその修理費用も出来るだけ抑えられ愛着のあるソファーや椅子もキレイに蘇らすことができます。また、張り替え修理もできるので合皮レザーや布に張り替える事ができます。

また、近年ではSDGsなど地球環境にも配慮された活動が多く展開されていますが、修理する事もエコフレンドリーな内容となっており、修理は必要最小限の廃棄物、必要最小限の資源しか使わないので地球環境にも優しい方法となります。新品がどれだけリサイクル材を使っていてもエネルギーや資源の事を考えると到底修理には及びません。

さらに当店での修理方法のリペアの場合、張り替えもしなく現状の素材をリペアするので廃棄物もほとんど出ない一番んエコフレンドリーな修理方法になり、最近では新品に買換える前に修理できるのかどうかのお問い合わせも増えてきています。

それでは革研究所滋賀東近江店で出来るソファー、椅子の修理方法を詳しくご紹介しますので次の内容をご覧ください。

 

擦れ傷、色はげ、ひび割れ補修、染め直し修理事例

本革ソファーに限りますが、張り替えせずに補修、染め直しで変色や退色、傷やひび割れを補修できます。

張り替えよりも費用も抑えられますので人気の修理方法になります。

劣化が酷くなると補修跡が残ってしまったりします。また革の強度が保証できない場合はこの方法ができない場合があります。その場合は張り替え修理となります。

張り替えになった場合でも破れている部分だけ張り替えその他リペアできる部分はリペアする事で総張替えより費用は抑えられます。

 

部分張替え+リペア修理事例

こちらの修理事例は、座面の革が破れてしまっている状態になりますが、座面以外の所は張り替えないでもリペアで対応できるレベルの劣化の状態になります。

こういった状態の場合、通常の張り替え修理店の場合、総張替えになり非常に高額な修理となってしまいます。

または座面だけ張り替えても張り替えた部分だけ新しくなるのでその部分だけキレイになりかなり違和感のある状態に仕上がってしまいます。

しかし、当店ではリペアできる技術があるので張り替え、リペアどちらも対応可能になり張り替え+リペアのハイブリッドな修理方法が可能になります。

こちらの事例で説明すると座面だけ新しい革に張り替えその他の部分の肘掛け、背もたれ部分はリペアしている状態です。また、部分的に張り替えた場合、近い色合いの革を選んでもどうしても色がズレてしまいますが当店では革に塗装できる技術もあるので色補正も可能になり塗料を調色し可能な限り近い色合いで着色するので違和感のない仕上がりになります。

他の店にはできない当店の得意分野の修理方法となります。

 

カラーチェンジ事例

こちらの修理事例はカラーチェンジになります。

「色褪せた薄めのブルー」⇒「ダークブルー」へ色替えしています。

当店では「リペア」「革の塗装」ができる塗料、溶剤、そして熟練の職人がいます。

革に着色できるという事は当然どのような色でも調色し色を作る事が可能です。退色は擦れ傷、ひび割れ等の修理をするのと同時に色替えをすることによって今まで使い慣れた愛着のあるソファーをそのままに雰囲気を変える事も可能になります。

カラーチェンジをする条件は一つだけあり、元の色よりも濃い色合いにする事が条件となります。

理由としては元よりも薄い色合いにした場合、時間がたつと元の色合いが下から浮かぶ上がる可能性があるからです。

もちろん施工は可能なのですが、このようなリスクがある為おすすめはできない方法になります。

 

総張替え修理事例

「布張りソファー」⇒「本革総張替え」の修理事例になります。

革製品の修理の専門店ではありますが、張り替え修理できるという事はどのような素材でも可能になります。

こちらの修理事例では布から本革の張り替え事例ですが、「本革」「合皮レザー」「布」からお好きな素材を選んでいただけます。

生地はカタログの豊富な種類の中から選べ、素材、色合い、質感、風合いを自分の好きな物を選んでいただくことができます。市販にはない素材、色合い、質感にする事ができ部屋のイメージチェンジや自分だけのオリジナリティのあるソファーにできる事も張り替え修理の醍醐味になります。

また、当店で取り扱っている生地はすべて国内メーカーのしっかりとした生地をご提案していますので海外製の安価な生地と比べても耐久性もありますので安心して長く使っていただけます。

 

椅子張り替え事例

ソファー以外にも椅子の張り替えも対応しています。

椅子の張り替えのご依頼で特に多いのがダイニングチェアの張り替えになります。ダイニングチェアは使用頻度も高くよく座る座面はひび割れたり破れてしまったりすることが多いです。

ダイニングチェアの場合、張られている生地は汚れが付いてもメンテナンスしやすい合皮レザーが多いです。合皮レザーも使っていると劣化してきて生地表面はひび割れたり、剥がれてきたりします。しかし、このような劣化が起こっても本革のようなリペアはできませんので修理方法としては張り替え修理になります。

椅子の場合は生地が劣化しても椅子本体のフレームさえしっかりしていれば張り替え修理する事で使い続ける事ができます。

近年では新品でも非常に安価な物が販売されていますがそのような椅子はコストを抑えるために安価な素材を使っていることが多く、新しくても張られている生地はわずか数年で劣化が進みひび割れや剥がれが起こる事が多いです。

しかし、張り替え修理の場合、張り替える生地は前述にも説明した通り安価な物ではなくしっかりとした素材の生地をご提案しますので安価な生地の新品よりも安心して長く使っていただけます。

 

ウレタンクッション修理事例

 

長く使っていると表面の生地が劣化してくるのと同じく中身のクッションも同じくヘタってきます。

ヘタってしまったクッションを補修や補強をして座り心地の改善もできます。

また、少し費用は掛かりますがウレタンをまるまる新しくすることもできます。

 

底ベルト張り替え事例

座り心地がヘタって沈み込んでしまうといった事もあると思います。

ウレタンクッションがヘタっている場合もありますが実はもう一つの原因があり、内部の一番底にある構造の一部なので普段は目にする事はありませんが、ウレタンクッションのさらに下にある一番底に張ってあるベルトがヘタって伸びきってしまっている状態にもあります。

このベルトはゴムベルトになっていて長く使っていて、負荷のかかる座面部分は徐々に劣化して伸びてきてしまいます。この状態になっているとウレタンをどれだけ新しくしても座り心地はあまり変わらず座っても沈み込んでしまう状態のままです。ベルトを張り替える事によってはじめて座り心地も改善されます。

また、ベルトの張り方や張る本数によっても座り心地の硬さも調整できるので「しっかりとした座り心地」や「少し柔らかめの座り心地」もお客様のご要望にあわせ調整できます。

 

底布張り替え事例

普段は見えない所でソファーの一番底の部分にあたる所です。

一番下はソファーの中身が見えないように目隠しの布が張られています。これはソファーに限らず椅子でも同じで底部分はほぼ目隠しの生地があります。

普段目にしないところで底なので負荷もかかる事がないので特に気にしないところのですがここの生地も劣化してくると破れてくるのです。

自然に破れてくる生地にも種類があります。

布生地が使われている場合はこのように自然に破れてくるという事はまずほとんどないです。

破れてくる素材は「不織布」が使われている物になります。不織布は湿気や乾燥の影響で劣化してくると自然に破れてくるのです。しかし、不織布にもグレードがあり、上質な不織布の場合は布と比べると強度は劣りますが破れてくることは少ないです。安価な素材が使われている場合は自然に破れてしまっているケースが多いです。破れていなくても少し触ると簡単に破れてしまう場合もあります。

特に酷い場合は粗悪な不織布が使われている場合はちょっと触るだけで粉々に崩れてしまうものがあります。この場合は掃除しても生地がまだ残っている限り部屋を汚し続けるので厄介なのです。このような生地は特に安価な家具の場合がおおいです。

当店で底布を張り替えた場合は不織布で張り替えるのではなくしっかしとした布生地で張り替えるので劣化して破れたり部屋を汚すこともなく快適に安心して長く使っていただけます。

 

 

このように数多くのソファーの修理実績があるので様々なトラブルに対応でき、どのような修理方法をするか様々なご提案をすることができますので気になる方はお気軽にお問い合わせくださいね!

 

 

革製品でお困りなら、、、

お気に入りの革製品、傷、ひび割れ、破れなど状態で様々な修理方法やメンテナンス方法をご提案させていただきます。
また、革製品の修理は高そうだから諦めておられる方是非一度ご予算もお聞かせください。
ご予算内で出来る修理方法をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください!

 

布製ソファー、チェア、椅子、自動車シートのクリーニングも出来ます!

ポルトローナフラウ、カッシーナ、カリモク、アクタスなど高級ブランドソファー修理実績も豊富にありますので安心してお任せ下さい。

 

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お問い合わせは電話、メール、LINEからお願いします。
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ご来店時は必ずご予約が必要です(出張見積もり、納品等で外出している場合があります)

修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案します。

革製品の修理、染め直しは革研究所滋賀東近江店まで!

TEL:0749-20-7519
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