革修理｜滋賀県の革修理なら革研究所 滋賀東近江店

みなさんこんにちは！

革研究所滋賀東近江店の桑原です。

今回はダイニングチェアー座面の破れ、ひび割れによる張り替え修理のご依頼です！

 

目次　　　 ①　修理前の画像 ②　破れてしまったらどうする？ ③　ダイニングチェア張り替え修理完了後 ④　椅子やソファーに使われている素材について 革製品でお困りなら、、

 

 

それではまず修理前の画像をご覧ください。

画像の通り座面の生地がひび割れ破れてしまっている状態で、ベンチタイプの方の椅子は完全に破れてしまって中のウレタンまで崩れて穴が空いていてそれを隠すために黒のテープで隠蔽しているかんじでした。

この状態まで破れやひび割れが進んでくると座り心地もどんどん悪くなってきて表面に張られている生地の破れもどんどん広がってしまいます。

このトラブルは長く使っていると起こりやすい現象でほとんどの方が家の椅子やお出かけ先の椅子で経験がある、または見たことがあると思います。

 

劣化して破れてしまったりするのはどんな素材でも劣化はするので仕方ない事ではあります。

しかし、そのまま使っていると座り心地がわるくなったり見栄えがわるくなったりして、気付かない間にストレスも出ているかもしれません。

 

破れてしまったらどうする？

そこで、このような場合選択肢としては３パターンあると思います。

その選択肢は、、、

 

①そのまま使い続ける。

②新品に買い替える。

③修理をする。

 

ほとんどの場合がこの３パターンだと思います。

①の場合やはり使えば使うほどどんどん状態は悪くなる一方なのであまりオススメはできないのもありますが、ほとんどの方の場合破れたりして気になる方あまり選択肢には入らないと思います。

 

②はほとんどの方が一番に考える選択肢になってくると思います。しかし、同様の物を新品に入れ替えるとやはり費用もそれなりにかかってくるのでお悩みになる方も多いと思います。安価な物も最近では多いので安価な物でもいいのですがわずか２,３年でまたひび割れたりすることもありますので安すぎるのもある程度は実際のところリスクがあります。

また、お気に入りのデザインであったり何十年も使っている物で今の時代に同じ感じのものが販売されていないといった内容でお困りの方も以外に多くおられます。

 

③は新品にこだわっておられる方や新しいデザインのものが欲しいと思われる方にこの選択肢はないと思いますが、②の内容でお困りの方で『新品にするには費用が高額、、、』『お気に入りの椅子だからこのまま使いたい、、、』『同じ感じのデザインのものが販売されていない、、、』と言った内容でお困りの方にはオススメの選択肢で今使っている椅子をそのままに修理してまた同じように使える事が出来ます。

その椅子の構造やデザインによって費用は異なりますがほとんどの場合、同等の椅子を新品で買い替えるよりも張り替え修理をする方が費用は抑える事ができるので当店のお勧めのプランとなります。

 

少し前置きが長くなりましたが修理完了後の画像をご覧ください。

 

ダイニングチェア張り替え修理完了後の画像です！

いかがでしょうか！

破れた座面を張替えたことで元通りキレイに戻りまた気持ちよく使っていただけるようになったと思います。

分かりやすく張り替え前後で画像を並べると、、、

張り替えてしまうとキレイになりやはり気持ちいいですよね！

 

張り替える生地はカタログ内からお好きな生地を選んでいただけます。

色合いや質感、柄はもちろん、合皮レザー、布、本革より選んでいただくことが可能です。

また、当店で取り扱っている素材は国内メーカーのしっかりした素材を使っているで海外製の安価な素材で２,３年で表面がひび割れたり剥がれたりするような事もないので安心して使っていただけると思います。

 

椅子やソファーに使われている素材について、

椅子に張られている生地は『布』『合成皮革』『本革』が主に使われている素材です。

しかし、どれも長く使うと必ず劣化してしまいます。

素材により生地の劣化を詳しく説明すると、、

 

『布』

質感やデザインなど一番種類が豊富な素材かもしれません。

デメリットとしては

布なのでやはり液体汚れには弱く染み汚れができやすいですが最近では撥水効果のある生地も販売されています。

布生地の劣化としては使用頻度が高い椅子やソファーの場合、生地の種類によりますが毛足の長い素材の場合、毛玉ができたりすり減って剝げた感じになってしまったりする場合もあります。

また、布も経年劣化があるので生地の強度がなくなってくると破れたりしますが擦り切れて破れるというのは布の場合何十年も使用してた場合に起こる事がある程度でわずか数年で破れてしまうという事はあまりないようです。

また、近年の素材メーカーの生地はそれぞれ対策も施され比較的ながく使える素材です。

素材が劣化しても補修や修復ができません。

 

『合皮レザー』

椅子やソファーなど様々製品に使われこちらも種類が豊富にあります。また、素材の質感が簡単に説明するとビニール系なので汚れが付きにくく簡単に拭き取りやすいので取り扱いも用意にできます。

デメリットとしては

今回の椅子の事例でご紹介した通り生地が劣化してくるとひび割れたり、剥がれてしまって最終的には破れてしまうというトラブルがあります。

これもしっかりとしたつくりの素材はそう簡単にはひび割れ等は起こってこないのですが安価な素材の場合わずか数年程度でひび割れが起こってしまう事がよくあります。

この素材で一番差が出てくるところでコストを抑えるため安価な家具などによく使われていることが多く、高価な家具の場合はしっかりとした素材が使われているので長く使うと明らかに耐久性に違いが出てきます。

使用用途でも変わってきますが数年で引っ越し等で使わない方やそのたびに買い替える方には安価な物でも全く問題ありませんが自宅で数十年単位で使う方はある程度いい物を購入された方が結果的にお得となります。

素材が劣化しても補修や修復ができません。

 

『本革』

三種類の中で一番高級感があり質感もよく長く使える素材で長く使えば使い込むほど風合い等が出てきて愛着が出てくる素材です。

デメリットとしては

やはり費用は当然ながら三種類の中で一番高額となります。

また、耐久性は一番あるのですが元々は生き物の革なので乾燥してひび割れたりします。その為定期的なクリーニングや保湿メンテナンスが必要となります。このメンテナンスをしていれば何十年も使えて使えば使い込むほど風合いもでてきます。

このメンテナンスを全くしない場合は傷やひび割れなどから革が乾燥し劣化が進みます。さらにそのままにしておくと長く使える本革といえど素材の強度がなくなり最終的には破れてしまうという事態になります。

 

他の素材と違うのは本革の場合、傷、ひび割れ、色はげ等は補修、修復が可能な唯一の素材です。

しかし、劣化が激しい場合、破れの場合は補修跡が残ってしまったり修復が不可となる場合もあります。

逆に劣化状態が軽度であるほど補修跡等もほとんど残らず修理可能なので早めの対処をオススメしています。

 

このようにそれぞれの素材によって特徴がありますのでご参考くださいね。

 

 

革製品でお困りなら、、

お気に入りの革製品、傷、ひび割れ、破れなど状態で様々な修理方法やメンテナンス方法をご提案させていただきます。
また、革製品の修理は高そうだから諦めておられる方是非一度ご予算もお聞かせください。
ご予算内で出来る修理方法をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください！

 

布製ソファー、チェア、椅子、自動車シートのクリーニングも出来ます！

ポルトローナフラウ、カッシーナ、カリモク、アクタスなど高級ブランドソファー修理実績も豊富にありますので安心してお任せ下さい。

 

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修理方法はお客様のご予算に合わせた修理方法をご提案します。

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